おやすみなさい 公演情報 おやすみなさい」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.6
1-7件 / 7件中
  • 満足度★★★

    あえて言う
    で?っていう。

    こういったパフォーマンスは、観ながら何かを考えさせハッと気付く瞬間を持つことが大事だと思うのだが、どうもこれは雰囲気だけで終わってしまっている感。空気感以外の何を見せたかったのかがよくわからない。

  • 満足度★★★

    よくわからない舞台
    夢の話。それを役者が物語るだけでなくプロジェクターで文章を投影。そして芝居というよりダンスパフォーマンスのようになっていく。夢うつつというのがぴったりな舞台でした。

  • 満足度★★★★

    いい意味でユルイね
    全てちょうどイイカンジ。

    ネタバレBOX

    夢の話に、相対性理論(林檎も?)。女の子のパジャマ姿は可愛い。ずるいよ。
  • 満足度★★★★

    溶けて固まる
    舞台空間の上で行われるやりとりに緩やかに溶けていく感覚。
    楽しげだったり激しく動いたり。空間にたゆたう感じ。

    最後にシーンでたゆたっていた感覚がふっと自分の体に戻る瞬間、 ぞわっと来るものがあった。

    ネタバレBOX

    最後の下りで「最後に見た夢」というフレーズにゾクッとした。

    色々自分の身辺に起きたことを思い出した。
  • 満足度★★★★

    ふわふわした感じ
    羊水の中にいるようなゆったりとつつまれた感じが、観終わってしばらくしてからじわじわ出てくる。

  • 満足度★★★

    夢の話は
    すぐ忘れてしまいます。もう憶えていません。

    ネタバレBOX

    夢で見た不思議な出来事をプロジェクターで文章として映し、それを役者が口語体で話すという形式で進行。

    ダンスパフォーマンスのようなものもあって体裁を整えているのか、付加価値を付けているのか。

    途中、別の役者が単語を次から次へとぶつけ、役者はその言葉を使って即興的に話をつないでいくというところがあり、夢の成り立ちを想像させるようで興味深かったです。ここだけですね、良かったのは。
  • 満足度★★★★

    まどろみの感覚
    積み重ねられていく夢たちの
    外側に浮かび上がるものが
    次第に実在感とともに伝わってきました。

    淡くてクリアな「おやすみなさい」の時間を
    舞台と共有できたように思います。

    ネタバレBOX

    客入れ時にはすでにひとりの役者が床に座っていて
    パソコンに向かい合っている
    そこに3人の役者たちがランダムに現れて・・・。
    開演前のその時間は
    特に非凡なものではないのだけれど
    作品としては意外に効いてくる。

    マイムで眠りの準備をして・・・
    やがて夢のサマリーのような文章が
    一つずつスクリーンに投影されていきます。

    観る側も最初のうちは
    スクリーンに投影された
    夢のコンテンツを追いかける。

    がっつり夢という感じではなく、
    夢と現の狭間に浮かび上がる
    コントロールを失った
    記憶と想像のカクテルのようなプロットたち。
    その、すっと現実から解き放たれたような微妙な歪みに
    淡い眠りの中での夢としての質感が醸し出されていきます。

    そのうちに、3人の役者の間での
    表現の微妙な差異が、
    さらにはスクリーン上の物語から
    どこか乖離したような舞台上の雰囲気を生み出していく。
    やがて物語から離脱する仕草が現れて
    制御をなくした想像と気分が
    眠りの波打ち際にたたずむような時間を
    織りあげていく。

    パソコンの横に置かれた薬瓶、
    ほぼうつむいたままの役者の仕草。
    その後ろ姿に漂うどこか醒めた雰囲気に
    まどろみを行き来するような
    感覚が降りてきて・・・。

    よしんばそれらが曖昧なものであっても
    舞台上の空気が
    単に物語を追う感覚の外側にまで広がっているから
    後半の気分の不安定な揺れも
    さらに薬をのんでやがて眠りに落ちていく感覚も
    すっと観る側に入り込んでくるのです。

    作品として、
    シーンがつながっていくスムーズさやメリハリには
    若干欠ける部分があるのかなぁとは思う。
    前半部分のあいまいさ、
    たとえば夢のプロットに縫い込まれたものや
    役者が担うロールなどは
    もう少しクリアにされても良い気がするし、
    音楽の使い方なども、
    もっと繊細であってよいとは思います。

    しかし、そうであっても
    終盤の眠りに落ちていく感覚などには
    ぞくっとくるような秀逸さがあって・・・。

    もっと豊かに伝わってくる余白はあるのでしょうけれど
    作り手の才の萌芽をしっかりと感じることができる
    舞台でありました。

    ◎△★○○△◎●



このページのQRコードです。

拡大