満足度★★★★
はじめてかきます
酒の席で話題に挙がったので観てみました。
音響機材の使い方や、照明の使い方が新鮮でした。
夜っていう設定は、照明をあんなに鋭角で使うことを可能にさせるんだな、というのが最初の印象でした。
過剰演出(造語)を最初と終盤に使うのも、ホンと照らせて効果があってよかったです。
場所を超えた空間の使い方。
これをガンガンにやっているのは、野田さんや松尾さんという印象でしたけど、今回でサリngさんも加えました。
空間っていうものを強く意識できた、いい演出でした。
ただ、ブロックをビルに見立てるのは、開演前にわかってしまって
「やるぞ、やるぞ」と構えて観ました。
作家としては好きです。
当て書きなのかぴったりはまってたし。
妄想の世界に逃げたい男が、自分に見えました。
「やめてくれ」って心のなかで叫びました。
「えぐるな、えぐるな」って。
それでも男が手をさしのべられたときに、
救われました。
メタな見方なんですけど、
サリngさんが喋れない女で出た時は、
「コイツ、セリフ覚える余裕ねえな」って思いました。
あと、これも関係ないけど、
トークコーナーで客電をつけるのはやめてください。
恥ずかしくて質問できません。
だれに向けて書いてるんだ、オレは。
満足度★★★★
しっかりと夢でない幸せを求めて
家族、兄弟、独り、人を避けて、夜に動き出す。
腕が無い、目が見えない、体が臭い 兄のように好かれない、孤独、
誰でも持っている嫌な事。 夢を見れる香、夢に潰されるよ。
赤い目がこちらを見ている、獣?
極端な状況で作られた個性を持つ登場人物、それらが作り出す雰囲気。
個性が少しづつ変わりながら物語が進む。
誰でも持っているコンプレックス、しっかりと見つめて、
しあわせを探そう、今は無くてもいいから、ゆっくりで良いから探そう。
満足度★★★★★
好きだなぁやっぱり
シュールなんだけど妙に現実感のある不思議な空間。突劇金魚でしか味わえないこの感覚、やっぱり好きです。
主役は全員、というくらい登場人物それぞれの思いがぎゅっと詰まっていて、とても見応えのある作品でした!
満足度★★★★★
流れるように観た!!
一体、何という美しさであろう。
サリngさんの気高さに今更ながら参る。
うをっと!
ここまでしか言えねぇや!
それから蔵本さん!
かなり清楚で激しい役柄!素敵だったなぁ!
それかられから!
上田くんのシュールコントがすざまじい!
しかも!
突劇金魚メンバー総出演!!
サリngさん、上田くん、蔵本さん、伊藤さん!
ぶっちぎりの20分!!
行けてよかったぁ!!
満足度★★★★★
とても良かった!
初めての突劇金魚さんでした。
登場人物がみんな魅力的でした。
ひとりひとりの個性に強く強く興味を引かれ、魅了されます。
世界観も、ゆらゆらたゆたうような不思議な世界。
といっても仮想ではなく、あくまでも現実で。
現実世界の中の、不思議世界なのです。
精華小劇場という空間も、完璧に活用されきっていました。
照明の使い方、スピーカーの配置。リアルサウンドの効果音。
客席との境がない、奥行き広がりのある舞台。
見事な調和で、世界を創り上げてました。
代わりはきかない、ここでないと観られない。
たとえDVDになったとしても、再演されたとしても、二度と見られない世界。
そう思います。今、観にいかないと!
体感的で観ている自分自身も溶け込んで行くような、そしてゆら~りゆらりとした心地良い舞台でした。
とても良かったです!
満足度★★★★
サリngROCKワールド 好き!
突劇金魚は3作品目の鑑賞。回を追うごとにサリngROCKワールドに馴染んで、どんどん好きになっている感じです。今回は意外な役者さんが意外な役で出演されてて、しっかりとワールドの一員になっててステキでした。