今思うと、お若い?
いろいろ観劇したのを振り返ってて、NODA・MAPさんを初めて観たのが、コレでした!
最近(?)エッグを観て、妻夫木くんとか、野田さんもなんだか、お若かったのかな~と思いました。
でも、あおいさんが、ボーイッシュで愛嬌があってすっごく可愛くて、動きも大きく生き生きとお芝居していたのが、今でも印象に残ってます。
またあおいさん、舞台で観てみたいな~☆
満足度★★★
モヤモヤが残る
何よりもまず、現実の震災のインパクトに負けてしまった感がありますね。脚本は、個人のアイデンティティの話から始まって、天皇制、脱北などをからめて(たぶん)日本人論を展開していますが、ちょっと焦点が定まらない印象を受けました。「知らない人のために命がけで走る」素朴な誠意と「天皇のために切腹しなければならないのか」という疑問の間の微妙な違和感、アイデンティティを失ってしまった日本人と記憶を学ぶ脱北者、というあたりが鍵のような気がしますが、最後までモヤモヤしたまま終わってしまいました。あと、主演の二人の演技は良かったと思います。
満足度★★★
相当期待していったが
期待が大きかった分、当時はっがっかりきてしまった。でも、今、思うとそんなにひどくない作品だったと思うし、なんだかんだで覚えてるしなぁ
満足度★★★★
タイムリー
内容とは関係ないけど、大事なシーンでかんでたのが残念だった。震災直後に観たのもあって考えさせられた。震災前だったらまた違った印象だったのかしら。
満足度★★★★
こわっ!
自分としては「"天皇制"に触れるのは危険」というイメージがある。
今回の「南へ」では、天皇制に対する日本人のあり方を観客に見せつける。日本人が、いかに天皇を利用し、天皇の名のもとに何をしたか、いかに踊らされてきたか。
「南へ」では、現代と300年前の時間を行き来し、時代が変わっても思想としての天皇制は民衆のなかに生きていることが、実にわかりやすく(というか、そのまんま)示される。さらに、戦前の日本と朝鮮の関係にまで言及してきて(近代の天皇制を語る上では避けて通れないとしても)「おいおい、大丈夫かな?野田秀樹、刺されないかな(笑)?」とまで思ってしまって、個人的にはとってもスリリングな観劇となった。
いちばんゾっとしたのは、天皇(?)を演じた、藤木タカシ&銀粉蝶がアマネの両親(朝鮮民族)も演じているところかな。これって「実は天皇の起源は...」ってことでそ?うひゃあ...
満足度★★★★
アンサンブルの演出が好きでした。
震災前に観て、戯曲を読んで、震災後にもう一回観ました。
舞台上と今回の震災後に直面している日本の状況とが重なっていて凄まじさを感じました。日本人の災害に対する危機管理とか、マスコミは現実をドラマティックにして煽っているような、煽られる側の無責任さとか、敗戦後の神や信仰の不在により信じたいことだけ信じるとか・・。日本人のアイデンティティがテーマだと私は思うんですが、天皇制やら太平洋戦争やら・・これでもかってくらい畳み掛けてきます。私の許容範囲を越えて、かなりこぼれてしまった感があります。野田さんについていくのは大変です。
でも、無関心でいてはいけない、流されないよう自分がしっかりしなくちゃと思うことができたて、よかったと思っています。
最後、野球中継を見ながら里長(いっけいさん)が叫んだセリフに背筋が凍りつきました。野田さんから指摘されたような日本人的だったので。
好きな役者さんソンハくんの道理っぷりとソンハくんの太鼓を堪能できたのは嬉しかったです。
満足度★★★
いつも構図が一緒
キャスト陣は、皆好演されていました。
開演前の野田さんのメッセージには、一部で、共感し、一部で、反論したい思いがありました。
内容についての感想は、少し落ち着いたら、改めて書くつもりですが、蒼井さん演じる女性あまねが誰をモデルにしているかがわかる世代とそうでない観客で、意見が分かれる気がしました。
満足度★★★
野田の演劇論の世界かな、と。
テレビで「農業少女」を見てから野田地図を見たいという思いが募り、今回チケットをとりました。
震災下という状況ではありましたが、それなりに楽しめました。確かに、難解な部分もありましたが。
特に蒼井さんがよかったですね。彼女の演劇を見るのは二回目ですが、舞台映えする女優さんですね、テレビなんてもったいない!って思いました。
満足度★★
ピントはずれ?
いつものNODA・MAP演出です。
大量のエキストラとテンポの速さと言葉遊びですが、
言葉遊びが安直になりつつあり、
脚本も小難しくしてるだけで中身は薄く、
感じるところは無いかなぁ。。
また、主演女優さんですが、高音でキンキンさせつつ
「さ行」の発音があまり良くないですね。聞きにくい。興醒めしました。
相まって、舞台自体の魅力には非常に欠ける結果となりましたね。
これでS席9,500円は高過ぎですねぇ。
満足度★★★★
意見が分かれる
1回だけ見たのでは、少し戸惑う内容かと思いました。私は面白かったのですが、一緒に行った連れは全くつまらなかったとの感想でした。最期まで見終わって、その意味は何だったのかと反芻しながら、じわじわと味わえる作品かと思います。テンポが速く、時間と空間の移動がはげしいために1回でわかるのは難しかったように思います。
満足度★★
面白くない
50日に及ぶ公演も終盤に差し掛かっている中で、Corich!ユーザーのレビューが芳しくないことが事実を物語っているのではないかと思います。結局のところ、今回の戯曲が持つレトリックと伏線の拡がりを、舞台上の芝居がまだまだ掴みきれていないのでしょう。これだと観客は語られる台詞の意味に意識がいくだけです。あと、台詞の連鎖で綴られる芝居としては劇場が大きすぎ。
満足度★
【辛口】次回作奮起を期待!
マンネリ化。折角の役者がもったいない(誰でも良い)。野田さん自身の出演:毎回同じキャラ(甲高い声を発するおばちゃんキャラ?)に見える。渡辺さん、高田さんが唯一かろうじて存在感を見せていた。大人数いた割りに迫力が今一。中劇場以上の規模の芝居の難しさを再認識(地声/マイク、スケール感)
しました。
満足度★★★★
偶然(必然)の一致
何か月も前に書いた脚本が、
メイン・テーマではないようですが、
火山の噴火、それによる地震を話の軸とし展開していて、
いま、上演されているところに、
クリエーターの選ばれし才能、を感じさせられました。
満足度★★★★
思ったよりよかった
野田さんの芝居は奥が深いので、よく観ていないとわからなくなってしまい過去???の感想持ったものだが、今回は思ったより理解できたと思う。
妻夫木さん、蒼井さんとも舞台に溶け込んでいたにぎやかな芝居にマッチしていたように思う