ウィリアムズホールの階段は登る時に緊張する。
久々に立ち入った立教大学。作・演出の担当が代わっても歴史物をやるとまず外れがないのが立教劇研。今回もそれに漏れず。平等院が鳳凰堂と呼ばれる様になった経緯についての話。
その世界で何が起きているかについては大風呂敷を広げつつ、劇中の肝は世界よりも人々に置いたのが大正解。色んな事を考えさせながらも主人公の「あいつはなんであろうとあいつだ!オレの友達だ!」みたいなストレートな訴えがちゃんと伝わってきた。
立教劇研がすげーなと思うのは、以前からずっと無料って事。対価を貰う気持ちは持たずひたすら「観てもらう」って部分にモチベーションを置いてる訳で。むしろ払いたくなります。