満足度★★★★
家族の会話を感じる
大きな事件があるわけでもなく、実家での家族との会話や彼との会話が淡々と進んでいくだけですが、物語の世界観を大事に作ってるからか、実際に存在する家族の会話を体験してるようでした。面白かったです。
満足度★★★★
丁寧な脚本、丁寧な演技
恋人との結婚を考える次女を中心に、長女・長男・次女・三女という4人兄弟それぞれの特徴や生き方が絡み合って、家族であることの意味を確認する、ウェルメイドな物語ができ上がっている。家族でない登場人物3人の内2人のキャラクターがかなり「不思議な人」になっていて、その「異物」が存在することで、逆に家族であることの意味が際立ってくるような良い脚本を、役者陣が丁寧に上演する。
満足度★★★★
初見でしたが
とても楽しませていただきました。
あまり演劇を観ている気がしませんでした。
ゆっくりとお話は流れていくし、緩急を感じるというわけではないのに、全く興味を損なわずに観劇することが出来ました。
日常を切り取って、ポンと舞台の上に置いたようなお芝居でした。
主人公の描き方があまり主人公っぽくないですね。気になりましたが、それはそれで面白いと思いました。
地震が来る前に観れて幸運でした。
年々有魚の皆様にお怪我等が無いようで安心しました。
素晴らしい劇にお招きくださって本当にありがとうございました。
また観に行きます。
満足度★★★★
2007年Ver. 観てきました
相変わらずこの劇団の雰囲気は魅力的。今回は適齢期の女性を主人公にしたホームドラマで、かなり誇張された部分もあり、リアリティ的にはどうかなと思いましたが、納得できる所も多く、楽しむことができました。また観に行きたいです。
満足度★★★
なかなか
個性的なキャラクターが揃っており、これがなかなか愉快だった。
日常生活のヒトコマをクローズアップしていたが、
キャラクターが個性的すぎたため、芝居の焦点がぼけた感じがした。
主役はコッチなのに、妹とアノ彼のおかしな恋愛??の方に
意識がいってしまった(笑)
満足度★★★
「うふふ」2007Ver.を・みたわ・
派手な喧嘩やアクション、大弁論大会があるわけではない。
タイトルに即した通り。
続いてゆく時間の中の一片を垣間見せた芝居でした。
その分、役者さん達が台詞の間や、
話す速度や性格付けに即した見ごたえのある演技なさっていたように、
お見受けします。(あーいるなぁこんな感じの人って、共感できました。)
舞台セットも丁寧に出来ており、
BGMや効果音なども上手に入れていーい仕事なさっていました。
でも、なんか物足りなさ感じてしまったのは。
’11年Ver.がある分、
制作側の表現したい事とかが半分に分かれたからかしらねぇ・・・。
満足度★★★
しっとりとしたホームドラマ
2007Verを観ました。地方で暮らす、ちょっと癖のある家族の1日がゆったりとしたペースで描かれていました。
3姉妹の内の1人が東京に出ていて実家に戻って来るとか、30歳を過ぎても売れない役者を続ける人など、ありがちな設定の話でしたが、駄目だけど憎めない人たちの何気ない会話のやりとりが面白く、引き込まれました。
殊更に笑わせたり泣かせたりしようとしない淡々とした雰囲気の中、次第に登場人物たちの心情が見えてくる感じが爽やかでした。
大半の役は自然な発声、演技でリアリティがあったのですが、何人かはキャラクターをデフォルメし過ぎていて浮いて見えたのが残念に思いました。
冒頭のシーンでは2011Verの出演者も全員出ていて、2007Verとは大分タイプの異なる感じの役者たちだったので、2007Verとどう違うのか興味を持ちました。