演劇

ドラマティック・シアター vol.1

アントニーとクレオパトラ

実演鑑賞

THEATRE1010

THEATRE1010(東京都)

2010/12/01 (水) ~ 2010/12/05 (日) 公演終了

上演時間:

公式サイト: http://www.t1010.jp/

※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。
男優のみの豪華キャストで描き切るシェイクスピア珠玉の恋愛史劇!

片や、軍神マルスのごとしと讃えられた古代ローマの武将マーク・アントニー。片や、歴史に名を刻む世紀の美女クレオパトラ。二人が恋におぼれた時、運命は誰の手も届かない深みへと落ちていく──。

エリザベス・テイラー主演の映画版...

もっと読む

埋め込みコード

このコードをブログ等に貼り付けると、簡単に公演情報を記載できます。

公演詳細

期間 2010/12/01 (水) ~ 2010/12/05 (日)
劇場 THEATRE1010
出演 平幹二朗、松井誠、和泉元彌、今井清隆、深沢敦、原田優一、本多力、松田洋治、光枝明彦、小沢道成、金子裕、白井圭太、高橋茂紀、竹内春樹、藤本道、西原純、渕野俊太、萬谷法英
脚本 ウイリアム・シェイクスピア
演出 板垣恭一
料金(1枚あたり) 7,500円 ~ 8,500円
【発売日】2010/09/18
全席指定 8,500円 足立区民割引(在住・在勤) 8,000円
THEATRE1010フレンズ会員 7,500円
公式/劇場サイト

http://www.t1010.jp/

※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。
タイムテーブル
説明 男優のみの豪華キャストで描き切るシェイクスピア珠玉の恋愛史劇!

片や、軍神マルスのごとしと讃えられた古代ローマの武将マーク・アントニー。片や、歴史に名を刻む世紀の美女クレオパトラ。二人が恋におぼれた時、運命は誰の手も届かない深みへと落ちていく──。

エリザベス・テイラー主演の映画版も有名なシェイクスピアの『アントニーとクレオパトラ』は、大人の男女の愛憎劇を縦糸に、大国ローマにおける政治闘争を横糸に織り成されるスペクタクル史劇。
『ロミオとジュリエット』での無垢な若者たちの純愛悲劇とは打って変わって、本作では成熟した中年男女ならではの目まぐるしい恋愛模様が、激烈なエネルギーをもって描き出されていく。

クレオパトラへの愛に狂ったかつての名将マーク・アントニーに扮するのは、威風堂々たる存在感で常に舞台上を圧倒的な劇空間に変貌させる名優・平幹二朗。本作は、彼が長年上演を待ち望んできた作品なのだという。
「〈運命の女〉に出逢った男が恋ゆえに身を滅ぼすという物語に、僕はどうしようもなく惹かれてしまうんです。シェイクスピアはこの戯曲で、一貫して屈折した大人の男女の愚かさや弱さを描き続け、死が訪れる最期の最期で、彼らの愛が本物であったという真実を美しいことばに乗せてつづっている。その時、愛に身を捧げた二人の存在は天上に昇る資格を得て昇華されるんです。こうした描き方は、まさに大人の作品だなと思いますね」

〈運命の女〉クレオパトラを演じるのは、艶やかな女形としてのみならず大衆演劇界を超えた活躍を見せている松井誠。二人の恋沙汰に業を煮やし、政敵を巧みに操って暗躍する若きローマの政治家オクティヴィアヌス・シーザーには、狂言師・和泉元彌が扮する。

そのほか、すべての登場人物を男優のみで演じるというのも大きな見どころの一つ。また、複雑な5幕構成をコンパクトにし、時に切なく、時に滑稽な登場人物たちの心の機微を丹念に描写する潤色がなされたことで、より濃密な恋愛ドラマを堪能できそうだ。

これまでにはない新生『アントニーとクレオパトラ』で、〈運命の女〉との愛に狂った男の愚かさと愛おしさを存分に見届けたい。

文/武次光世(Gene & Fred)

その他注意事項 未就学児童入場不可
スタッフ 訳:小田島雄志
潤  色:斎藤栄作

[情報提供] 2010/10/09 09:19 by CoRich案内人

[最終更新] 2012/12/05 21:18 by CoRich案内人

クチコミを投稿すると
CoRich舞台芸術!のランキングに反映されます。
面白そうな舞台を応援しましょう!

この公演に携わっているメンバー0

トラックバックURLはこちら

このページのQRコードです。

拡大