満足度★★★★
後半オモ
いや~後半、暗い暗い重い重い。
ゴミ山で必死に生きる子供達の描写はなかなかよかったと思います。
ただ、なんでゴミ山が出来たのか、なんでここ住んでる(住まわなくてはいけないのか)か、などの理由というか描写がもう少し描かれてもよかったかな。
満足度★★★
古典戯曲に通ずる悲劇性
後半の悲劇性は沙翁など古典戯曲に通ずるものがあり、また、偏見・差別に起因する紛争が絶えない現代世界の縮図のようでもあり観応えがあるが、前半との落差が大きすぎる気がしないでもない。
それにしてもインプロ部分、うまくまとめるなぁ。
満足度★★★★
ネガティブコメディって…。
亜音さんが出演ということでチケットを予約したので、劇団のことはまったく知らずに観に行きました。今までインプロって観たことがなかったので、劇中にあるインプロシーンに期待していました。
ネガティブコメディってなんだろう?って思っていましたが、前半と後半の落差にビックリです。コメディは好きなので、その部分はたっぷり笑って大満足。そしてインプロ部分も爆笑でした。自分が書いたセリフが読まれて、しかもけっこう芝居の内容に合う場面で使われていたのでうれしかったです。
大まかな設定は決まっているのかな…と思ったけれど、本当にまったくの即興なのですね。以前から興味はありましたけど、インプロのみの舞台を観に行きたいなと思いました。
ただ、物語にはいろんな過程や結末があっていいとは思うけれど、やっぱり辛いシーンが続くとキツイですね。
満足度★★★
う~ん
客席に入ると、ゴミ山の舞台セットに期待させられます。観客リクエストのアドリブを交えたコメディタッチの前半と打って変わって、後半はシリアスな展開に。救いようのない悲劇に気が滅入ります。個人的にはちょっとは救いを入れて欲しかったです。役者さん達の熱演は印象的でした。
満足度★★★★★
ネガティブというよりもっと強烈なインパクト
「ネガティブ」という言葉は
うなだれてるような、エネルギー残量少なめな印象だが
これはもっとなんていうか、ミサイル級の破壊力のあるネガティブ。
いやネガティブっていう言葉に収まりきらないんじゃないだろうか。
非常に強烈なインパクトです。
理不尽な話。
物語が理不尽なのではなくて、そもそも世界が理不尽であり
その縮図を描いたがゆえに理不尽。
そして壮絶なラストを迎えて、さらに強烈に迫ってくる。
その突き刺さりっぷりは、免疫のない人にとっては嫌悪感を生むかもしれない。
そのことも絶対分かっていてやっている。強烈な批判が来ることも。
それでもこの選択は潔い。
インプロを舞台に織り込むというやり方も、
とても面白くて素晴らしかった。
今年見た中で一番きた。だから今年初の★5
場内整理のスタッフも丁寧で、行き届いていて良かった。
あとひとつ、音響さんの素晴らしさを感じた舞台でもあった。