愉快犯 公演情報 愉快犯」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.9
41-60件 / 70件中
  • 満足度★★★★

    アクロバティック
    体操競技を見てるかのような美しいライン。
    どたばたでなく、さっそうとしている。
    セリフのスピードは以前みたときと同じだったけど
    これだけ傾いた舞台でよく動き回れるな~
    性格歪んでいるのに魅力のあるキャラクターってのも愉快。

    ネタバレBOX

    重いテーマも含んでいるのに軽く感じるのは演出なんだろうな。
    ありえないほどの大金持ち琴吹家が、お金では得られないものに
    一人づつ気がついていくところはプチ感動。

    うーん、ここは継続して観たいものだな~
  • 満足度★★★★

    演芸・柿喰う客
    1年ぶりにこりっち復帰してみました。

    新春に相応しいと言うべきか、実にシンプルな作品。
    新春にこたつで観ている安心感さえあるが、そこはやはり柿喰う客。
    適度な謎と耳に引っかかる台詞の刺激が心地よい。
    上演時間80分も適量で言うことなし。

    難癖をつけるならば、過不足なくコンパクトに収まってしまうことが淋しい。
    作家・中屋敷に、もっと猥雑な物語を期待しているのかもしれない。
    5人の個性が光る演芸番組と思えば、納得もできるが、しかし…。

    ネタバレBOX

    物語として特段の大きな動きはない。
    誤解を恐れずに言えば、落語を想起させる。
    それくらいキャラクタ芝居であるし、俳優のための芝居だ。
    俳優陣の楽しさが伝わってくる。それだけでも悪いことはない。
    演者が演者であることを隠さないことで更に落語を思わせる。

    オチと言うよりは、サゲという方が相応しい最後について。
    物語としては弱くあれど、サゲられてしまったら、納得せざるを得ない。
    ある人から聞いて、なるほどと思った次第。

    やっぱり正月の演芸番組だ。
  • 満足度★★★

    人体スプリングのような
    丁々発止の台詞のやり取り(というか、マシンガントーク)に合わせての
    役者全員の全身バネさながらの動きが凄い。 おいおい、この動き、
    激し過ぎるけどここで制御出来ちゃうって何? といった感じで、
    伸縮自在、緩急自在の動きを十二分に堪能した舞台でした。
    役者の衣装も少し奇抜で、でも洒落てて良い感じ。

    ネタバレBOX

    身体能力は凄いんだけど、肝心要の台詞の方が
    あまり合わなかったかな…。 

    身体の動きとセットで、発話や台詞も構成・演出されているのは
    ハッキリしているし(そのおかげで役者の演技と重なって独特の
    グルーヴ感が舞台上に生まれてました)、スリリングだったけど
    いかんせんケレン味が溢れ過ぎてて。。 

    後半、叫びが過ぎて耳が少し痛くなってしまった(苦笑 
    最前列の人は大変だったろうな。

    笑わせようとして相当滑ってたこともあったし、舞城王太郎ネタや
    ジョジョネタまで頻繁に披露するのはちょっと…イタいかな。

    舞台は、歌舞伎か何かのそれを模した恐ろしく簡素なもので、
    去年観た「表に出ろい!」のセットを少し思い出しました。

    場所によっては相当急だし、足の踏ん張りの意味で、役者への
    負担は大きかっただろうなー。 と、コレは余計なお世話か?
  • 柿喰う客「愉快犯」
    柿の俳優陣の身体力がますますアップしている。柿に客演を考えている俳優は今から身体を鍛え始めた方がいいでしょう。

  • 満足度★★★★

    個性と個性のぶつかり合い、そしてまとまり。
    昨年のワークインプログレスも拝見させていただきましたが、柿喰う客初体験。出演者はみんな個性的で芸達者、今回見せてくれた以外にもたくさんの武器を持っていそう。各々の個性を尊重し合い、楽しみ、高みを目指している。劇団としては理想的な形と言えるでしょう。まだまだ底知れないパワーを感じるので、走り続けて欲しいと思います。

  • 満足度★★★★

    元気あふれる舞台
    柿のメンバーは皆さん個性が合って魅せられますね。今回は玉置さんが特に輝いていました。中屋敷さんの演出は、毎回独特で予想がつきません。新春にふさわしい芝居でした。

  • 満足度★★★★★

    シンプル! そして強い
    柿喰う客、結束強しの印象。
    なにしろ楽しそうなのだ。
    役者が活き活きしている。
    スポーツ観ているような爽快感さえあるんだよ。

    ネタバレBOX

    家族loveな中屋敷さんが、役者に、あるいは役者の肉体にすべてを託したとも言える、芯の強い原点回帰的作品ではなかっただろうか。

    舞台装置も衣装シンプル。新年らしき賑々しさもある。
    いろんなものをそぎ落として無駄がないし、求心力によって、触れるぐらいの存在感がそこにある、という感じすらする。
    役者の身体ひとつに、物語を集約させていったようだ。

    台詞中のしょーもない(笑)言葉遊びも素敵だ。グイグイくるテンポも最高!

    とにかく、登場人物の配置&移動&動きがやっぱり面白い。シンプルな舞台だから相当計算されているのだろう。

    そして、七味まゆ味さんの身体のキレは素晴らしい。コロさんのどーんとした感じもいい。村上誠基さんのなんとも言えぬぼっちゃん感もなかなかだ。

    最後に新春を祝しての、三本締めで人を喰った感じもナイス!
  • 満足度★★★★★

    初柿喰う客
    今まで見たことのなかったお芝居だった。
    まだまだ自分浅いなって思わされた。
    ぽん、ぽん、ぽん、ずてっ、ころころ っていう感じ。
    また 次も観たい

  • 満足度★★★★

    緩急自在
    ある家族を中心とした物語。
    開演まで流れていた「春の海」(だっけ?)の影響と古典的にも聞こえる台詞回しによってどことなく歌舞伎とかそんな純和風な雰囲気も漂わせつつ、お馴染みのスピード感のある台詞に言葉遊びや『The Heavy User』で使ったリズムパフォーマンスっぽさも交えて、劇団員5人のみの少人数ながら疾走感は健在。
    一方、中盤のサスペンスフル(?)な部分や、終盤での「親の愛情」に関する大事な部分はテンポを落としてじっくりと見せるワケで、その使い分けが上手い。

  • 満足度★★★★★

    すさまじい身体能力
    は、2011も健在でした。露出狂以降しか見ていないため、れおさんががっつりしゃべっているのは新鮮。いい声ですー。次回も期待しています!

  • 満足度★★★★★

    そんなこんなで、愉快犯!
    いや〜、新年早々良い物見て来ましたよ。
    今年一年良い年になりそうです。

    ネタバレBOX

    源平の争乱から、幸せ惚けの琴吹家!

    お陰で彼らのDNAは、かる〜い精神的ショックを受けるだけで、死に至るかもしれないという、情報をインプットされてしまった!

    それでもハッピー&ラッキーでノリノリな琴吹家!

    しかーし、そんな琴吹家に突如最悪の不幸が訪れる!

    何と愛娘が突然の事故死!

    お袋は不倫!

    バアちゃんはボケ!

    息子は受験で、親父はショック状態!

    しかも娘は事故死じゃなくて他殺かもよ?!

    どうするどうなる琴吹家! 彼らの行く末、これ如何に?!

    怒濤の台詞の応酬に、激しい動き! 
    とにかくグイグイ引き込まれます。

    次に何が飛び出すか、飛び道具満載といった感じ。

    一度、制作過程を見るという僥倖を得ているので、一回本編を通しで見たのですが、それでも引き込まれるし、魅了されるからホントに凄い!

    ラストもカッコいいんですよ。照明や音響の使い方なんかもほれぼれします。

    これは見に行かないと損です!

    是非!
  • 満足度★★★★

    徹底的な虚構性
    新年にふさわしい賑やかで楽しい作品でした。家族の1人が死んだことによって起こる騒動を描いているのですが、物語を無効化するような演出がたくさん盛り込まれた構成になっていました。
    ワークインプログレスの通し稽古も観させていただいたのですが、そのときよりもやりたいことが明確に表現されていて気持良く鑑賞出来ました。

    円錐状になっていて水平な部分のないステージを5人の役者たちが走り回り、転げ回りながら、英語や繰り返し、オノマトペを多用した独特のハイテンションな節回しで喋りまくることによって、舞台上で起こっていることが虚構であることを強烈に表現していました。

    5人の役者はそれぞれの個性が発揮されていて、魅力的でした。特に甲高い声でノンストップに喋り続ける深谷由梨香さんのエキセントリックさと、自分のボケに対して絶妙なタイミングでツッコミを入れる村上誠基さんの滑りキャラっぷりが面白かったです。

    作品の内容ではなく、作品の構造自体がまさにタイトルの「愉快犯」の通りで、特にラストシーン(ワークインプログレスのときと全く違っていました)はそれを象徴していて、愉快で素晴らしかったです。
    歌舞伎やバレエの要素からヒットソング、漫画、2ちゃんねるネタまで駆使した、馬鹿らしく見える表面の向こう側に、演劇に対しての批評的な眼差しが感じられる作品でした。

  • 満足度★★

    観た
    ふうん・・・

  • 満足度★★★

    正月ボケに活を入れられました。
    物語はともかく、役者さんの怪しさ(魅力)身体能力を堪能しました。
    ニヤリとさせられる台詞(小ネタ)、大汗かいて楽しませて頂きました。
    コロさんにはゼヒ、もう1パターン位残念なキャラで名乗り出て欲しい
    アノキャラで正解ならですが・・・
    一番、深谷さんのアフタートークが笑ったかもしれません。
    初心者にもお勧めだし、褒めてばかりですが★は3つでスイマセン。

  • 満足度★★★★★

    見てきました
    「露出凶」以来の柿食う客
    新春公演と言うことで華やかさたっぷり
    上質な言葉あそびを堪能させて頂きました

    ネタバレBOX

    新春公演と言うことで華やかさたっぷりなオープニング
    それでいて
    シリアスなストーリー
    戯曲も演出も
    上質で
    言葉あそびを堪能させて頂きました

    また
    あの負荷が掛かると思われる舞台で
    演じきる実力の有る出演者陣
    素晴らしい一時でした

    ラストシーンは必見ですね!
  • 満足度★★★★

    見ました
    前回公演「露出狂」に続いて観劇。ストーリー自体の面白さ、奇抜さ、インパクトは前回よりやや劣るものの(前回が凄すぎた?)役者さんの個性、演技力、身体能力にはやはり驚かされる。劇団員のみの公演だったから余計にそれが感じられた。
    今回は深谷さんが特に光ってたかな。客演で何度か観ていたが正直こんなにすごい役者さんとは思わなかった。

    今後も目が離せない劇団です。

  • 満足度★★★★★

    最高のバカ騒ぎ
    喋りっぱ、動きっぱ。言葉と動きの洪水。観劇後は意味もなくテンションが上がる。役者さんが5人共に魅力的で、しかも舞台で拝見する度に何かその持ち味が高まってる気がする。いつも柿食う客の芝居見るとアレコレ考えちゃうけど、今回は頭空っぽで見れた気がするし、変に物語の意味を考えるより、感じて正解な公演だと思う。超楽しかったっす。

    ネタバレBOX

    僕もワークインプログレスに招待していただきましたが、本番はそれを上回るような、迫力とエネルギー。勿論、衣装や舞台装置や音響照明などの効果もありますが、やっぱり役者+脚本演出のスサマジサ。

    抑揚や方言やポップスや流行語や英語での言葉。動きも歌舞伎やコンテンポラリーダンスを感じるような、独特さ。『愉快犯』は『面白いから意味など無くても殺す』動機なように、『面白いから意味などなくてもその表現方法を選択する』が動機な公演に感じた。バカ騒ぎでも意味などなくても良いじゃないか、面白いから。そして何よりものすごく能力の高い役者陣がその悪ノリを全力で表現しきる、凄まじい役者力。今年も活躍期待です。

    ちなみにアフタートークで知りましたが中屋敷さん、昨年結婚したのか〜。おめでとうございます。
  • 満足度★★★★

    物語が生かす役者たち
    観ていて、がっつりと楽しいし、
    劇団の志も伝わってきて。

    十分凄いうえに
    さらにはもっと満ちる余白も感じて、
    おすすめ。

    ネタバレBOX

    ある種のグルーブ感が舞台に醸成されて、
    ドンドンと惹きこまれます。

    役者たちの演技に
    とにかく時間を忘れて観てしまう楽しさがあって。
    なにか役者が物語を紡ぐというより
    物語が役者を生かすために紡がれているようにすら感じる。

    そこまでに至るからこそ、
    この舞台の大外の枠組みが
    ラストの秀逸からがっつりと伝わってきて。

    単なるにぎやかし集団ではない
    この劇団の志や本質が
    しっかりと伝わってきたことでした。

  • 満足度★★★

    お正月バラエティだから仕方ないのかな
    個々の能力は最高!でしたが、どんな内容か期待に胸を膨らませて行った私としては少し期待外れでした。

    ネタバレBOX

    元々幽霊物は嫌いですが、憑依して幽霊が真相を話すという展開にがっかりしました。

    真相は探るものであって、本人がしゃべっちゃあ工夫がなさすぎます。
  • 満足度★★★★

    (〃ω〃)
    団員のみ、無駄がなく、ミニマムにして最強の布陣!

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