満足度★★★★
アクロバティック
体操競技を見てるかのような美しいライン。
どたばたでなく、さっそうとしている。
セリフのスピードは以前みたときと同じだったけど
これだけ傾いた舞台でよく動き回れるな~
性格歪んでいるのに魅力のあるキャラクターってのも愉快。
満足度★★★★
演芸・柿喰う客
1年ぶりにこりっち復帰してみました。
新春に相応しいと言うべきか、実にシンプルな作品。
新春にこたつで観ている安心感さえあるが、そこはやはり柿喰う客。
適度な謎と耳に引っかかる台詞の刺激が心地よい。
上演時間80分も適量で言うことなし。
難癖をつけるならば、過不足なくコンパクトに収まってしまうことが淋しい。
作家・中屋敷に、もっと猥雑な物語を期待しているのかもしれない。
5人の個性が光る演芸番組と思えば、納得もできるが、しかし…。
満足度★★★
人体スプリングのような
丁々発止の台詞のやり取り(というか、マシンガントーク)に合わせての
役者全員の全身バネさながらの動きが凄い。 おいおい、この動き、
激し過ぎるけどここで制御出来ちゃうって何? といった感じで、
伸縮自在、緩急自在の動きを十二分に堪能した舞台でした。
役者の衣装も少し奇抜で、でも洒落てて良い感じ。
満足度★★★★
個性と個性のぶつかり合い、そしてまとまり。
昨年のワークインプログレスも拝見させていただきましたが、柿喰う客初体験。出演者はみんな個性的で芸達者、今回見せてくれた以外にもたくさんの武器を持っていそう。各々の個性を尊重し合い、楽しみ、高みを目指している。劇団としては理想的な形と言えるでしょう。まだまだ底知れないパワーを感じるので、走り続けて欲しいと思います。
満足度★★★★
元気あふれる舞台
柿のメンバーは皆さん個性が合って魅せられますね。今回は玉置さんが特に輝いていました。中屋敷さんの演出は、毎回独特で予想がつきません。新春にふさわしい芝居でした。
満足度★★★★★
シンプル! そして強い
柿喰う客、結束強しの印象。
なにしろ楽しそうなのだ。
役者が活き活きしている。
スポーツ観ているような爽快感さえあるんだよ。
満足度★★★★★
初柿喰う客
今まで見たことのなかったお芝居だった。
まだまだ自分浅いなって思わされた。
ぽん、ぽん、ぽん、ずてっ、ころころ っていう感じ。
また 次も観たい
満足度★★★★
緩急自在
ある家族を中心とした物語。
開演まで流れていた「春の海」(だっけ?)の影響と古典的にも聞こえる台詞回しによってどことなく歌舞伎とかそんな純和風な雰囲気も漂わせつつ、お馴染みのスピード感のある台詞に言葉遊びや『The Heavy User』で使ったリズムパフォーマンスっぽさも交えて、劇団員5人のみの少人数ながら疾走感は健在。
一方、中盤のサスペンスフル(?)な部分や、終盤での「親の愛情」に関する大事な部分はテンポを落としてじっくりと見せるワケで、その使い分けが上手い。
満足度★★★★★
すさまじい身体能力
は、2011も健在でした。露出狂以降しか見ていないため、れおさんががっつりしゃべっているのは新鮮。いい声ですー。次回も期待しています!
満足度★★★★
徹底的な虚構性
新年にふさわしい賑やかで楽しい作品でした。家族の1人が死んだことによって起こる騒動を描いているのですが、物語を無効化するような演出がたくさん盛り込まれた構成になっていました。
ワークインプログレスの通し稽古も観させていただいたのですが、そのときよりもやりたいことが明確に表現されていて気持良く鑑賞出来ました。
円錐状になっていて水平な部分のないステージを5人の役者たちが走り回り、転げ回りながら、英語や繰り返し、オノマトペを多用した独特のハイテンションな節回しで喋りまくることによって、舞台上で起こっていることが虚構であることを強烈に表現していました。
5人の役者はそれぞれの個性が発揮されていて、魅力的でした。特に甲高い声でノンストップに喋り続ける深谷由梨香さんのエキセントリックさと、自分のボケに対して絶妙なタイミングでツッコミを入れる村上誠基さんの滑りキャラっぷりが面白かったです。
作品の内容ではなく、作品の構造自体がまさにタイトルの「愉快犯」の通りで、特にラストシーン(ワークインプログレスのときと全く違っていました)はそれを象徴していて、愉快で素晴らしかったです。
歌舞伎やバレエの要素からヒットソング、漫画、2ちゃんねるネタまで駆使した、馬鹿らしく見える表面の向こう側に、演劇に対しての批評的な眼差しが感じられる作品でした。
満足度★★★
正月ボケに活を入れられました。
物語はともかく、役者さんの怪しさ(魅力)身体能力を堪能しました。
ニヤリとさせられる台詞(小ネタ)、大汗かいて楽しませて頂きました。
コロさんにはゼヒ、もう1パターン位残念なキャラで名乗り出て欲しい
アノキャラで正解ならですが・・・
一番、深谷さんのアフタートークが笑ったかもしれません。
初心者にもお勧めだし、褒めてばかりですが★は3つでスイマセン。
満足度★★★★
見ました
前回公演「露出狂」に続いて観劇。ストーリー自体の面白さ、奇抜さ、インパクトは前回よりやや劣るものの(前回が凄すぎた?)役者さんの個性、演技力、身体能力にはやはり驚かされる。劇団員のみの公演だったから余計にそれが感じられた。
今回は深谷さんが特に光ってたかな。客演で何度か観ていたが正直こんなにすごい役者さんとは思わなかった。
今後も目が離せない劇団です。
満足度★★★★★
最高のバカ騒ぎ
喋りっぱ、動きっぱ。言葉と動きの洪水。観劇後は意味もなくテンションが上がる。役者さんが5人共に魅力的で、しかも舞台で拝見する度に何かその持ち味が高まってる気がする。いつも柿食う客の芝居見るとアレコレ考えちゃうけど、今回は頭空っぽで見れた気がするし、変に物語の意味を考えるより、感じて正解な公演だと思う。超楽しかったっす。