ストックホルム 公演情報 ストックホルム」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.5
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  • 満足度★★★

    渋ハチプロデュースvol.3 「ストックホルム」を観て
    初めて見る劇団です。
    チラシの女性(弥香)に惹かれての観劇です。
    どのような芝居をするか。興味津々でありました。

    物語のテーマは、タイトルにもなっている
    「ストックホルム」でした。
    正確には、ストックホルム症候群のことでした。
    この関係は、何も犯人と人質だけのものでなく、
    日常にも思い人と思われ人、友人、倦怠期な恋人同士にも、
    当てはまるという解釈の物語だったのかなと。
    ストックホルム症候群と名付けられたが、
    人が本来持っている自然の心情のような感じを受けました。

    ネタバレBOX

    少女監禁のシーンはおぞましいと感じましたが、
    お互いの立場が、入れ替わるようなシーンがあり、
    どっちがどっちなのかと思わせて、
    2人の関係が一方的でないという事を感じさせて、
    ラストの少女の慟哭と、
    喪服の2人のモノローグに繋がるのかなと。

    そして、ラストの傘を出して寄り添うこと。
    一番身近な大事なもの。
    それを気づいて、守ること。
    永遠でないので、大事にすること。
    そういうことを、各人のエピソードを見て、
    感じました。

    笑いもあり、舞台や通路まで使った演出。
    非常に興味を持ったので、
    今後も継続して観ようと思いました。
  • 満足度★★★★

    再演ものだけになかなかの出来
    角角ストロガのフ同様、複数箇所を混在させた装置内で展開される人間模様。
    周囲から描いた「完全なる飼育」であると同時に「言葉にしなければ伝わらない」事例も複数折り込み、さすがに再演もの、なかなかの出来。
    目当てであった岩井七世も出番が多くて満足。

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