うううううーーーーーんんんんん?????
「ある田舎町で、11歳の男の子が行方不明になり、一週間後に遺体で発見されるという事件があった。……(中略)……立場の違う様々な人の思惑が交錯する…」というチラシの緊迫感のある言葉で期待したんだけどなあ……しかも「一攫千金のクライムコメディ」とまであって、うわっ、どうやってまとめるのかなこれって……。まあ、チラシの通りといえば、その通りで、「謎が解ける」とか「事件が解決する」なんてどこにも書いてないし、人生あまねく喜劇だと言われれば、そうなのかもしれないし……でもなあ……約2時間半の芝居が終わった時、近くの席の男性が吐き捨てた「時間の無駄!」という言葉が、なぜか自分のことのように胸に痛かった……。所々にはいい感じの場面もあったけど、それがなんのための場面だったかが結局わからなかったしなあ……これだけで見えない部分を想像しろというのは厳しいしなあ……何がやりたかったのかなあ……あれが完成形とは思えないのだが……。
満足度★★★★★
絶賛です!ただ・・・
仕掛けには途中で気がついた。この脚本は凄いんじゃないのとワクワクしてきた。直接には描いてないけど,想像して推理していけば,全部繋がってくる。いやー,よく作りましたね。ただ,最後の最後,ナレーションで「家庭裁判所」で「被告」に対し,って言った。え!家庭裁判所で被告っていえば離婚訴訟などのことだし,ストーリーからすると「地方裁判所」で「被告人」となるはず・・・。単なる誤りなのか?自分の気づかない謎がまだ隠されているのか?気になるところです。ところで,開演前の雰囲気作りもいい。縁日,おみくじ,輪投げ,参加しましたよ。駄菓子はビールのつまみにもなったし,輪投げも楽しかった。そして,おみくじには「無知無限」,何かを暗示しているような・・・