どうじょう 公演情報 どうじょう」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.4
1-20件 / 21件中
  • 満足度★★★★

    ちゃんと
    観客にメッセージがまっすぐと伝わってくる作品でした。登場人物すべてに愛着がわきました。

  • 満足度★★★★

    ふふっ
    小林タクシーさんが海辺の男みたいに登場 開けっぴろげで図太く愉快な作品でした

  • 満足度★★★★

    役者陣のユニークさ満載
    役者陣がユニークで見ていて飽きませんでした。
    個人的にははえぎわの町田水城さんの存在感がすばらしくて、
    全体のバランスをうまくとっていると関心。
    他の作品も観てみたいです。

  • 遊び心
    満載感が良かったです
    役者さんが面白かったし
    主宰さんが誰より率先して遊びパートを担当されてたような

    いったい何人くらいのお客さんが劇中突然立って歌いだしたんだろうなー
    愉快でした^^

  • 満足度★★★★

    遅くなりましたが
    面白かったです。中間の人は大変です。

  • 満足度★★★★

    男のさが、女のさが
    登場人物が個性的で、しかも俳優の演技も自然で観ていて飽きなかったです。

    「性」を扱った作品で、男女の対比がよく出ていてリアルで面白い。シチュエーションコメディーのような楽しさもあり、ジメッとしていないのが良かった。

    ネタバレBOX

    俗に言うデートクラブの斡旋所みたいな事務所が舞台。
    女性はお金を求めていて、男は金がないくせに女と遊びたくて通ってくる。
    そのせめぎあいが面白い。
    事務所のバイトの女性がしっかりしているようでも、ロマンチックに楽しそうな夢を語られるとフラッときてしまう。その彼女を口説くほうの男を演じる小林タクシーも、一見、誠実でカッコよいことを言ってるようでも、所詮は妻子がある男の下心を見せる、その綻び具合が可笑しい。
    常連ぶってしゃしゃり出てくる花屋のダメ親父を演じる政岡泰志が、いかにもいそうな男に思え、とても巧い。橋爪功の若いころを思わせる。彼は男性会員の特徴を「医師、弁護士・・・」とか説明しているのに、ここにはそんな客は来ない(笑)。何より、彼は一家離散状態で、経営も火の車なのだから胡散臭いわけだ。
    宍戸香那恵演じるブランドバッグを持つ女は、乾いた表情が情事のときに見せるという大胆な性癖とのギャップを感じさせて面白い。
    この芝居に登場する女たちはみな乾いている。
    女たちの中で唯一、お金を求めない女を小松自身が演じ、その切羽詰った言動で笑わせる(客席の最前列から立ち上がった演出にはビックリした)。

    小劇場ならでは味わえる楽しさだった。


  • 満足度★★★★★

    台風
    でした・・・ですが、行ってよかったと素直に思いました。

  • 10月30日(土)S
    台風の中、観劇。設定の勝利。

  • 満足度★★★

    みた
    役者みなさんそれぞれ目をひくし、笑う。
    でもあとにあまり残らない。

    前々作「背伸び王」がいまだに心の深いところに残っていて、どうしても比べてしまうせいだと思う。
    来年の作品にも期待。

  • 満足度★★★★★

    お見事です
    すばらしい、だれもかれもが。これだけそろえば、とはいえ。OFFOFFで見られる幸せでした。

  • 満足度★★★★

    それぞれの寂しさが滲み出る
    ココロにスキマを持った登場人物それぞれの寂しさがじわじわと滲み出て来る感覚。
    妙にリアリティのある設定と、心情が表出したような演技が心に響くからか?
    また、敢えて描かなくてもワカるであろう場面を省く潔さもイイ。

  • 満足度★★★★

    色んな形があるけれど、
    人間関係を築きたい人のお話。

    ネタバレBOX

    舞台には消火器が設置されていて、窓に「ク」「レ」の文字が反転して書かれていたのでクレジット会社の話かと思いましたが、出会い系の事務所に出入りする男女と店員の日常の話でした。

    男性店員は他人の顔を覚えるのに数年掛かるくらいの社会性がありません。法すれすれの商売なのに、正社員かどうかも定かでないのに、福利厚生を充実してほしいとか言ってるところが面白くて哀しいところです。

    そして、人間関係が上手く築けないのに、フツーの会社で上司とか部下に囲まれて仕事をすることに憧れていたり、人間関係を作りたいと思う反面、女性会員から迫られると深い関係を避ける気持ちが先立ってしまうところなど、ホントに切ない限りです。

    一方、おやじはせこい!!

    ☆一つ(一万円)で最後までいこうとする初老の男、☆を値切る中年のおやじなど、出入りする男性客のせこいこと、せこいこと。

    腰かけの女性店員は冷めたところがある一方で、一万円では何もできないだろとアホ相手に真剣に激昂してまでこの道の鉄則を指南するなど、他人のためになるだろうと一生懸命になる優しさを持っていますが、それが報われない空しさを常に感じています。

    そして元レースクイーンの女性会員白鳥、松本美奈子さんの何と美しかったこと。

    やくざがみかじめ料を取りに来たり、怒った客が火を付けることも想定しているのかと思うとこの商売も結構大変です。

    外が雨のシーンで男性店員の頭に水が少量垂れたのは??、まぁ、客席まで水が掛かってもいけないのでしょうが、笑いも取れず中途半端でした。

    小松さんが殺したいほど速水もこみちファンだということは分かりましたが、マキノという男性客の過去の清算に速水もこみちを殺すことがどう関わっているのか??でした。無理やり同情してくれも分かりませんでした。

    高橋さんという女性会員と花屋を潰した中年のおやじの昔の関係をどうしたいのか分かりませんでした。
  • 満足度★★★★★

    くっきりと深く
    男も女も
    その内に抱えたものが
    くっきりと伝わってきます。

    作り手の、一気に表皮を剥いでみせるような
    人間描写に瞠目、
    そこからのさらなる広がりにも
    稀にみるおもしろさがありました。

    ネタバレBOX

    先月に続いての2カ月連続公演、
    今回の作品にも懐深い人間描写がありました。
    前回とは異なる切り口から
    人間のコアにある想いが鮮やかに浮かび上がっていく。

    特に今回の作品には
    まるでCTスキャンのごとく皮膚の内側をみせるような、
    人間の本音を描き出す仕掛けがあって・・・。
    男女紹介業の建前のなかで
    そこを訪れる男女の
    あからさまな本音がもろに引き出されていきます。

    まずは
    そこにたむろする常連男性たちそれぞれの
    本音の隠し方というか
    建前の取り繕い方が
    ある種の哀愁を感じるほどに
    おかしい。
    昔々、下世話なキャバレーに、
    「紳士の社交場」なんていうフレーズがついていたことがありましたが、
    それに近い感覚があって
    それぞれの薄っぺらな表皮の纏い方が
    かえって、個々が持つ男たちがもつ本音の匂いを
    おもいきり醸し出していく。

    その本音の漏れだし方も
    一層ではなく
    本人たちが隠し持っている劣情にくわえて
    さらにその奥にある
    キャラクター自身が気づいていないような
    深層心理までも浮かび上がらせていくのです。

    女性たちの描写には
    男性とは違う肌触りがあって
    内面の伝わり方も男性ほどあからさまではない。
    その男女の温度差が
    しなやかにほの悲しく、
    でもどうしようもなく可笑しい。
    その一方、やがて剥ぎ出されていく
    女性たちの纏うものと本音、
    さらにその奥に抱えたものには
    男性とは異なる屈折や凌駕するような深さがあって、
    目を奪われる。
    紹介所だけではく、
    上手におかれた外のスペース設定での
    さまざまな雰囲気や
    取り繕いきれないキャラクターたちの想いが
    観る側を深く取り込んでいきます。

    紹介所のスタッフたちも絶品の出来で、
    しっかりとした個性を持って
    舞台全体に冷徹な視座を作り
    訪れる人々の個性を強調していく。
    そこまでに作りこまれているから、
    客席から登場する最後の女性(主宰)がやがて導く
    うそっぽいというか確信犯的な高揚にも
    グルーブ感すら生まれ
    がっつりと掴まれてしまう。
    舞台の範囲というか演劇の枠を
    崩壊させて溢れ出してくるものに
    あけすけさや可笑しさの重なりを踏み越えた
    さらなる質感があって、
    息を呑む。

    正直なところ
    崇高でも高尚でも全くないのですが、
    この舞台だからこそ感じられる
    昇華してしまったような、抜きようのない
    人間臭さがあって。
    それが臭覚だけではなく
    個々のシーンの温度として
    しっかりと伝わってくる感じ。

    この感じ、かなりすごい。

    しかも、そこまでの突抜けがありながら
    遊び心が随所に光る。
    たとえば、
    イルカを食べる話の不思議な説得力。
    あるいは、
    場ごとにあらわれる
    気の弱そうなやくざさんなども、
    絶品。
    贅沢な役者の使い方なのですが、
    そのキャラクターだけでも十二分に可笑しい上に
    物語のコアに入って行けないキャラクターだからこその、
    男女の劣情のエッジを際立たせる力もあって。

    正直なところ観終わってしばし呆然。
    作り手の
    幾重にも重なった表現力に舌を巻きました。
    掛け値なしにおもしろかったです。

    ☆☆☆◎◎★△△





  • 自分の痛ささえ笑えてきそう
    人間の 滑稽で 可愛くて
    面白くて 残酷で 勘違いで
    必死で 冷めてて 恋をして
    しがみついてるプライドと 気が付いていない呪縛が
    絶妙に 面白く 素敵な役者達に
    最高に濃密な時間をプレゼントしてもらった

    観てよかった 生でこその芝居。

    私は好きです。大好きです。

  • 満足度★★★★★

    脇の甘い人々の群像劇を描かせたら、
    ズバ抜けて面白い!

  • 満足度★★★★★

    お!
    いや、素でおもしろかった!

  • 満足度★★★★★

    なんだ…むっちゃ面白いじゃないですか!!
    初めて拝見しました。・・・実は、正直いうと、ちょっと心配してました。なんか、別の公演で、けっこう厳しい評価があったりしたんで…。ところが、それは全くの杞憂。・・・これは、むちゃくちゃ面白い芝居だったと思います。ちょっと支離滅裂な演出があったりするんですけど・・・うーん、自分はそういうのが好きなんですね。で、荒唐無稽なセリフとか演出の中に、実は現代社会を鋭く切り込むものがあったりして・・・。  小劇場入門を、ここから始められる人は、きっとハッピーだと思います。

  • 満足度★★★★

    笑った。
    凄く不思議な空間でした。
    エロぃ〜っ、いや、そういうわけではない。
    人情的〜っ、いや、そういうわけでもない。
    でも、面白いということは確実にあって。
    凄く不思議で、心地いい違和感の中にいるような90分でした。

  • 満足度★★★★★

    ぶさかわいい人間がいた
    役者がよかった。
    どの役者もよかった。

    観劇直後に夜勤だから、興を削がれたらすぐ寝てやろうとか、
    嘗めた態度で観劇に臨んだけど一睡もできなかった。

    あっという間の90分。
    深いのに重くない。
    エロいのにいやらしくない。

  • 満足度★★★★★

    初コマツ企画
    人情喜劇というほどウェットではなく、艶笑喜劇というほど艶っぽくもない。
    が、すこぶる面白かった。
    がっつりハマった配役だと思う(小林タクシーが二枚目役…)。
    ろりえの斎藤加奈子を観るのは二度目だが、観客を味方にできる役者だ。
    観客参加型の演出は、果たしてこの先上手くきまるのか(笑)

    ネタバレBOX

    観客のひとりが劇中に立ち上がり歌い出す(曲は椎名林檎の「ありあまる富」)という演出が組み込まれている(私の観た回ではなかった)。
    これは一般の観客にとってはけっこう勇気がいる。
    面白いとは思うけど。
    リピーターに限定しない方法にした方がいいのでは。

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