ファイナル ウィーク 公演情報 ファイナル ウィーク」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-5件 / 5件中
  • 満足度★★★

    アニメ的な演出
    ストーリーに目新しさはないけれど、役者さんも一生懸命で楽しんでいる様子が伝わってきて、客席の反応もとてもよく楽しい舞台でした。

    ネタバレBOX

    経営状態が良くない為に取り壊しが一週間後に決定になったお化け屋敷が舞台。
    お化け屋敷の従業員は皆、お化け屋敷で働きたかったわけではなく、夢破れて仕方なく、何となくお化け屋敷で働いているような人々。
    それでも、取り壊しが決定してから一週間で皆それぞれの道を見付け、お化け屋敷が無くなるからクビになって去っていくのではなく、次の道を見付けて自ら去っていくと言う前向きで明るい終わり方が良かったです。

    一週間を現わすのに『○○曜日』と書かれたものが提示されるのですが、舞台登場時に効果音がなり照明が光るのがとても解り易く、何だかアニメのキャッチのように感じました。
    音響係の天の声、効果音やBGMでの遊びはアニメに詳しい人はとても楽しめる内容になっていたみたいです。
    丸々一日を天の声だけだったり、毎回効果音が鳴ってBGMで煽ってなので、やりすぎてくどくなってしまった感じを受けました。
    音ネタも豊富だし効果音の選び方も秀逸だとは思うので、もうちょっと頻度を落としてここぞという時にだけ使用すると、音に対する印象値が上がって注目を集められるのではないかと思いました。

    初日だったからか、役者陣の台詞噛みがちょっと多かったように思います。
    天の声が録音で完璧なので、余計に目立ってしまっていたのかもしれません。
    それでも役者さんは皆さんとても楽しそうでのびのびとしていて、お客さんの雰囲気もよくて楽しい舞台でした。
  • 満足度★★★★

    ジーンと^^;
    ストーリーはどちらかというとありきたり,よくある物語です。でも,この劇団にかかると感動の芝居になるんですね。目の奥がジーンと溢れてきちゃいます^^;もちろん,この劇団ならではのお遊びもあり,頑張って2時間ちょっとに収めていましたが,こんな舞台ならもっと観ていたいですよ。心温まる楽しい舞台でした。

  • 満足度★★★★

    うぅ・・・参った。
    笑いを求める劇団じゃないんですか?ここ。

    思いっきり泣いてしまいましたよ。
    ほんと、ほぼ号泣に近い形で。

    参った参った。

    ネタバレBOX

    結局終わり良ければ全て良しですよね。

    途中なんとなくだらけてる感じがあり思わずウトウトしてしまったのですが、ラストに向けての感動劇には久しぶりの号泣を味わってしまいました。ハンカチが出せない芝居中の出来事だったので、服のソデで拭きまくり、芝居が終わる頃にはソデがびそびそになってました。

    女の子のモーレツなパンチラが頭から離れません。
    まったく困ったものです。

    音の使い方や照明の使い方が効果的でとても良かったです。

    常連の方々が多く来ていたようで、コンスタントに実力を発揮しているんだなぁと思いました。
  • 満足度★★★★★

    前向きであったかい!
    あと一週間で取り壊しとなるお化け屋敷ですが、従業員、アルバイトとも前向きで素敵でした。

    ラストはジーンときて、とても素晴らしいコメディでした!

    ネタバレBOX

    乗り物酔いする電車の運転手、あがり症のお笑い芸人、エレクトリカルパレードに憧れた女性など落ちこぼれっぽい人たちも、一週間を通して次のステップへ向けての新しい生き方を見つけることができました。

    父母の来園を待っていた自縛霊も、最後に来園したその妹から話を聞き、お互いに誤解していたところが分かり、二人とも嫉妬心を捨てて穏やかになれました。妹の子に生まれ変わる、複雑な人間関係で悩ましいと言い切るところが面白かったです。

    電車でGO!のシーン、一線が越えられないカップル、指差し確認する教官などちょっとしたシーンも良くできていました。

    全体に楽しく、前向きなところが良かったです!
  • 満足度★★★★★

    青グループ、観ました。
    ミステリーハウスのチーフと、お化け役の人々の織りなす物語。お化けも、踊れば、恋もしたい。夢もあるけど、現実もあるから、笑って泣いて、友情も育んでしまう。たかが一週間、されど一週間の素敵な物語でした。衣装にも、こだわりがあって、楽しめます。                              

    ネタバレBOX

    君田(長嶋千聡)は、南武電鉄の車掌に、なりたかったのだが、初運転の日に失敗して、夢も恋も諦めて、寂れたミステリーハウスのチーフとして、頑張っている。
    そのハウスのお化け役、コスプレ(帆足桃子)は、マニアックなんだけど、みんなが楽しんだり喜んでくれるのが、嬉しくて、お笑いを目指していたのだが、舞台で自分の名前も言えない程のあがり症で、諦める。
    応挙(西原久美子)は、ほんとはデズニーランドのパレードキャストを夢みてたり、ポルタ(中嶋藍子)には、ポルタならではの夢があったりと、同じ場所にいながらも、理由も性格も様々な4人。

    ミステリーハウスを、あと1週間で取り壊すと、社長に言われ、一旦やる気をなくすのだが、音響係の音羽屋(山口勝平)に、励まされ、精一杯頑張る事を、誓う。たった1週間でも、いろんなゲストを迎え、4人の想いにも変化がある。会社側の営業戦略で、ミステリーハウスの跡地に、絶叫マシーンを入れるが、本物の霊が出る噂を静めつつ、次の宣伝の為、陰陽師を呼ぶことになり、なんと!ポルタが、自縛霊だと解るが、ポルタの夢を叶えてあげようと、友情が深まる。

    この4人の個性が、面白く、役者さんの力量で、魅力が輝くのだが、衣装も似合っていた。特に、コスプレは、日替わりお化けで、楽しませてくれるし、ケンタロウスの胴体なんて、マントとしてのパターンが完成されているのは、見事。コスプレが、苦手を克服した様も、好きなシーンです。

    そして、それぞれの想いを抱き、感動!!のラストです。公演期間中なので、お楽しみに~!ご覧くださいませ。




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