R 学 級 の 中 心 公演情報 R 学 級 の 中 心」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
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  • たくさんのご声援、本当にありがとうございました!!!
    【「R学級の中心」アンケートより感想抜粋】

    ●高校時代を思い出して、切実な思いに駆られます。(20代男性)
    ●嫌な気分になるけど、見なきゃ損(笑)(10代男性)
    ●第三舞台を想起しました。テンポも構成もよかったと思います。(40代男性)
    ●笑った。けど考えさせられた。(女性)
    ●恐かった。良い意味で。
    ●今まで観た公演の中で一番おもしろかった。
    ●面白かった。見て損はないんじゃないかと思う。討論のシーンの迫力は圧巻でした。清濁あわせ飲んだ感じはスバラシイと思います。(20代男性)
    ●自分の目で結末を見てくれ。中心はどこにあったのか。
    ●集団で作る"空気"というものを強く感じました。(中略)その違いがとてもリアルに感じられて、ドキドキしました。中学校で教員をしている私にとっても考えさせられる所があり、勉強になりました。(20代男性)
    ●すごく身近に感じました。どのキャラクターも「あぁ、こういうタイプの人いたな…」と思い出しつつ、なんだか心に突き刺さりました。妙にリアルで、恐かったという印象さえ受けました。とにかく衝撃でした…。人間関係は本当に難しいなと思います。
    ●同級生同士の心の内を覗いているよう!


    ※アンケート内の「この内容を匿名でWeb上などに公開してもいいですか?」
    という項目に「はい」とお答えいただいた方の中から一部抜粋いたしました。


    このほかにもたくさんたくさん感想をいただきました!
    本当にありがとうございました!!!

  • 満足度★★

    技術は高い、作品は幼稚


    旗揚げ公演「R学級の中心」

    演出、役者などの個々の技術は高いがその方向がバラバラ。どこにでもあるできの悪い青春ドラマ、昼ドラの寄せ集めのようにしか見えなかった。
    ぱっと見が華やかなので中高生なら喜ぶのかもしれませんが…


    本題とはあまり関係のない犯人探しを勝手に盛り上げて犯人の名前を書いたポストカードを終演後に売るというのはどうなんですか?
    劇団としての品格を疑いました。


    中高生が文化祭で上演したなら笑って済まされるが大学生がこのような作品を作ることで何がしたいのか皆目わからなかった。脚本家の問題意識が的外れではないでしょうか。

    上演が終わっても「それがどうかした?」と悪い意味でもやもやしただけだった。


    今後に期待します。

  • 満足度★★★★★

    旗揚げ
    荒川チョモランマ「R学級の中心」観賞。
    多くのキャストを配し、学級の人間関係を多面的に描き出すことに成功している。動きをつけにくそうな話だが、退屈させない工夫がされていて心地いい。
    ただ、夜のシーンではもっと生徒が積極的に取り組む姿勢を出すことで、その後への展開に落差を出せたかも。だって高校生って常にやる気がないわけじゃないじゃない。

    少し気になったのは学級外の3人組。劇中ではある男の子のクラス外での事件を暴く役割にとどまっているけど、学級の"外"からの視点を持っていることを活かして、観客へ第三者の視点を共有してあげるとより没入できたかも。なんてね。 制作含めスタッフも素晴らしかった。安心して観劇できました。

  • 観劇
    しました。

  • 若さ
    パワー

  • 満足度★★★

    イジメと恋と
    まず入場してからの舞台美術にとても惹かれました。光も本当に綺麗で。
    舞台が傾斜になっていたのが面白いな、と思っていたら、他の方のコメントで後ろの観客を考えてのことだと知り、さらに感動。
    前半の演出など、とても面白くて、ぐいぐいひっぱられていきました。いじめがテーマというより、高校生とか中学生特有の雰囲気をあらわしたいのかな、なんて感じたのは、恋愛への重きが大きかったからなんでしょうか。
    全体の印象として、前半が随分演出も凝っていて面白いのに、後半勢いには乗るけれどその勢いに任せてしまってちょっと今までのぐいぐいとひっぱる感じがなくなってしまったようにも感じました。
    パンフレットに書いてあった、忠臣蔵といじめ構造のつながりについてが面白くて、今度高校生忠臣蔵とか書いてほしいです。
    つい最近まで高校生だった身として、あるあるこういう奴、みたいな感じがすごくありました。また次の舞台も楽しみです。

    ネタバレBOX

    討論の試みはとても面白いと思いましたが、役者が知っている情報と観客が知っている情報に差がありすぎて、え、その話知らないけど?となったり、お前そんな感じの話喋っちゃうの?みたいな気持ちにされてしまい、前半の安心感がなくなってしまったような感じがしました。
    これをやるためには、もう少しそれぞれの役を示したり、過去のいじめについて触れて欲しかったように思いました。あと、その不安定さの割に長かったです…。
    最後、ダーティーな部分を示した先生が奇麗事を言うのは、逆にもやもやを残す為なんでしょうか?好きな戦闘機のためにアメリカへ行く彼女の言葉の方が印象に残っています。
  • 満足度★★★★★

    見事な旗揚げ公演。
    もちろん気になるところはたくさんあるのだが、学生の旗揚げ公演と考えると、むしろ完成度は恐ろしく高い。前半は夏の木漏れ日の眩しさのように、学生時代のさまざまな場面が象徴的に描かれるがそれらがすべてきらきらと輝いている。

    公演の質の高さとともに公演に至るまでのプロデュースが見事で、旗揚げでありながら注目の公演となり、3日間で7回公演という強行軍で、全回満員にした制作力も劇団の力として大いに評価したい。

    舞台美術、音響、照明などのスタッフ力が学生としては最高水準であったこと、当日パンフに至るまで観客サービスが徹底していたことなど、特筆すべき点は多数。

    そういったことが若干の粗さを消して5星評価とさせてもらった。
    以下はネタばれで。

    ネタバレBOX

    後半はいじめ事件が起こりクラス討論会をするところがメイン。その討論会部分が台本がなく、役者のぶっつけ本番のエチュードによって作られる。これが今回のキーポイントである。アドリブ芝居でもなんどもやっているうちに形が出来て、結局台本があることと同じ状態になりがちだが、演出家は、わざわざ毎回犯人を変え、なおかつ真犯人を本人にしか伝えないという念の入れようで、この場に臨場感を出そうと工夫している。

    大変面白い試みであり、そういう挑戦をすることを私は好きなのだが、それが成功したかどうかは別。確かにそれまでの芝居と違う臨場感はあった。しかし、それと同時にリズムだとか、リズムによって保たれる緊張感が失われる。不用意な間、磨かれていない言葉。突然語尾が聞き取りづらくなるなど失うものも大きかった。そしてこのシーンが長いのである。このシーンが終わったあとは一気にラストシーンに流れ込む。

    ということで後半は前半に比べて完成度が低かった。ただそれにも関わらず、その挑戦姿勢が劇全体をアグレッシブにしたことは事実。予定調和的に心地よく終わることを選択せず、観ている人にもやもやを与えるのが狙いとしたら、見事だ。
  • 満足度★★★★★

    完成度高し、必見!
    リアルで不自然さがほとんどなく(教頭は微妙?(笑))、ドラマ性もたっぷりな作劇が見事なだけでなく、学校のイメージを持たせつつ実用性・デザイン性ともに優れた装置なども良く、完成度高し。
    学生演劇はここまで進化したのか。若者パワー恐るべし。(笑)

    ネタバレBOX

    しかし毎回犯人が違うガチの討論シーンって…
  • 満足度★★★★

    制服が眩しい
    終盤に向かうにつれ高まる緊迫感を大いに楽しむ。
    学園ものという身の丈にあった題材が成功の大きな要因かな。
    あに子という女優が素晴らしかった。
    周りから頭ふたつくらい抜けてるように感じた。

    ネタバレBOX

    恥ずかしながら結局犯人分からん。
    ポストカード買うのも何だかしゃくなので。
    小倉マコトでいいのかなぁ?
  • あら、よかったじゃない。
    まずは美麗な舞台美術。自分は客席の何処に座るとか普段そんなに気にしないんですが、今回はつい前のほうに座ってしまいました。そこで繰り広げられる、集団心理から汚らしく濁って行く人間模様。
    早稲田学内で長田さんの作品を観た時には猥雑さを説明よりも勢いでぶっ飛ばしていく印象がありました。それに対して今回はかなり丁寧に作りこまれていました。その分、今回の肝となるあの場面がいい意味で際立つ。まるで歯車が欠けた様な不安感を煽ってくれた。
    役者陣も上手くそれぞれの仕事をこなしていました。ネタバレしちゃうから控えるけど、出番が多くて台詞も多くて「でも多分この役は嫌われるな」という役があった。存在感がちゃんとしてたから。うーん、この言葉で伝わるかな。共感とは違うけど人として同属嫌悪しちゃう。生々しかったって事ですね。役者としては良い仕事してるんです。
    ひとまず。学生芸術祭が気になる方の為にも、お薦めマークを付けておきます。

    ネタバレBOX

    踊りやその一歩手前くらいの見栄えする動きが随所に入った事で見易さも生まれている。もし物語に少し飽きを感じたとしても視覚で楽しませてそれを緩和出来る様になっていたと思います。正直、「なんで今いじめを取り上げるのか」という疑問は開演してしばらくは客席側でもちょっとは沸いているはず。見る目を奪えればそういう考えも薄れていくし、良いほうに働いたんじゃないかな。それだけに、身体的な緊張感はもうちょっと欲しいかも。ストップモーションの時に瞬きをしたり息を掃いて脱力すると気が抜けた様に見えちゃう。
    集団を上手く描いていて相関図もしっかりしていました。ただ、個人ごとの動機や背景はもうちょっと欲しかったかも。登場人物が多いから全部書いたらボリュームがありすぎるんだけど、今の状態だと見終わってから思い出せない人物が数人いて勿体無い。

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