満足度★★★★
あの有名なテネシー・ウィリアムズ作品をこのキャストで堪能。
まだまだ観劇初心者の私は、この有名作も観るのは初めて。
エリザベス・テイラー、ポール・ニューマンの映画版
「熱いトタン屋根の猫」も有名ですが未見、今度観てみます。
話は、アメリカの富豪家族の遺産相続が絡んだ愛憎劇。
とにかく第一幕55分は、寺島しのぶさんが終始しゃべりっぱなし。
でも飽きないし、だれない。
引きつける演技力、パワーはさすがです。
自然で無理やり感が無い。
そして休憩後、二・三幕では、北村有起哉さん、銀粉蝶さん、
木場勝己さんらのぶつかり合いをじっくり堪能できました。
満足度★★★★
映画を観ていないからか
私は結構楽しめた舞台でした。
何故か、新聞評でも、ここでも、あまり評判の良くない、しのぶさんの1人まくし立てシーンも、もう1人の名女優のしのぶさんの演技よりは、うるさくないし、アメリカ的ではありながらも、万国共通の女性心理にも共感を覚えたりして、長い観劇時間でしたが、厭きることなく観られました。
個人的には、銀粉蝶さんの演じた老妻の夫に対する思いに一番共感してしまいましたが…。
満足度★★★
映画のイメージが強すぎた
エリザベス・テーラーと寺島しのぶさん、ポール・ニューマンと北村有起哉さんとを比較して見てしまった。
寺島さんはヒステリックぎみの役柄をうまくこなしていたが、北村さんは少しひ弱な感じがした。ポール・ニューマンは少し人生を斜にかまえていて、やるせなさを表現したが、残念ながら北村さんの演技ではそれが伝わってこなかった。
木場さんも少し力みが見られて、映画でのビッグダディーはもう少し自然体で、成功者の貫禄を見せていたように思う。
満足度★★★★
前後半で評価が分かれるかな
夜の部を観賞。
前半1時間、休憩15分、後半1時間30分。
原作は読んでません&映画も見てません。
その上で、前半は、マギー(寺島)の一方的なまくしたて。
フツーならあんなに煽り、感情を荒立てたところで
落とし所がないことに気づくものかと思うんですが・・・
なので、ちょいとやり過ぎな感が否めず、
この舞台の世界にのめり込めませんでした。
食傷気味。
(役者の能力ではなく演出、疑問なのは)
後半は、ビッグ・ダディ(木場)と次男のぶつかりあいですが
こちらは良かった!
互いの感情、想い、願いが交叉しぶつかり、
”人間”をあぶり出してます。
ということで前半が50点、後半が90点というところでしょうか。