最終話「戦争を生きぬいて」
最終話「戦争を生きぬいて」
実演鑑賞
穂の国とよはし芸術劇場PLAT・主ホール(愛知県)
2022/12/03 (土) ~ 2022/12/04 (日) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
https://www.toyohashi-at.jp/event/performance.php?id=1202
期間 | 2022/12/03 (土) ~ 2022/12/04 (日) |
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劇場 | 穂の国とよはし芸術劇場PLAT・主ホール |
出演 | 天野陽一、ほか40名 |
脚本 | 杉浦博人 |
演出 | 黒住昭人 |
料金(1枚あたり) |
1,000円 ~ 4,000円 【発売日】2022/07/01 全席指定・税込 S席:4,000円 A席大人:2,500円 A席小中高生:1,000円 ※当日券はS席とA席大人は+500円、A席小中高生は+200円。 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | 2022年12月03日 (土)11:00開演/16:00開演 2022年12月04日 (日)11:00開演/16:00開演 ※開場は開演の60分前 ※上演時間=2時間15分(休憩15分含む) |
説明 | 最終話:戦争を生きぬいて ~日本一早い「農地解放」の実現~ この物語は、明治・大正・昭和と日本の発展期に、現在の豊橋の礎となった神野新田の開発に若き情熱を傾け、新田経営にその生涯を捧げた神野三郎と彼を取り巻く人々の人間模様を描いた創作演劇です。 第1話は、明治26年~29年、困難な新田開発という大事業を決断した神野金之助と工事に参加した三郎の姿、第2話は、新田完成後金之助の命を受け新田経営に専念した三郎と新田に入植し困難な開拓に挑んだ小作農民の奮闘を描きました。 第3話は、戦争を挟んだ昭和7年~昭和33年の時代を描きます。テーマは次の3つです。 ①戦争と農民の暮らし。②日本一早く実現した「農地解放」。③豊橋港の開港。 昭和7年、不景気と金融不安から、神野・富田が経営していた明治銀行が閉店を余儀なくされました。明治銀行を整理する過程で、二代目神野金之助は、初代金之助が汗を流し開拓した神野新田を手放すことを決断します。おりしも、豊橋では「人造羊毛工場誘致」が提起され、その後2年にわたり、賛成派・反対派の両者で町を二分する激しい闘争が展開されました。 昭和12年、日中戦争が拡大するにつれ、新田では貴重な働き手が戦争に取られるようになり困窮します。また、昭和19年以降は、少年志願兵を出すなど、国民を総動員した戦争は泥沼状態となります。やがて、昭和20年の豊橋空襲を経て、玉音放送により終戦を迎えます。 昭和20年12月、神野三郎は河合陸郎に相談し、翌21年5月には、日本一早く「農地解放」を実現しました。昭和28年9月、13号台風が三河湾を襲い、明治26年以来けっして切れることのなかった神野堤防が3か所決壊しました。戦後、自作農となった農民は一致団結し、県会議員となった河合陸郎の力を得ながら、決死の覚悟をもって切れた堤防を締め切り、農地を復活させました。 昭和33年、三郎とりきの夫婦は、農民が建立した神野三郎翁頌徳碑の前で、新田での過ぎ来し歳月を振り返ります。その頃、長男の神野太郎は中部経済人の代表として欧米視察旅行で見聞を広め、東三河の将来ビジョンを頭に描き始めていました。そして、昭和30年代、太郎は豊橋市長となった河合陸郎とともに豊橋港の開港と大規模工業用地の開発に心血を注ぎ、豊橋発展の礎を築きました。 このお芝居は、郷土の歴史資料をもとに創作されたオリジナルの演劇作品。ふるさと豊橋をつくり上げた先人の思いにふれることができるお芝居です。 小学1年生から70歳までの総勢50名の市民が、この情熱あふれる舞台を作り上げます。 |
その他注意事項 | |
スタッフ |
この物語は、明治・大正・昭和と日本の発展期に、現在の豊橋の礎となった神野新田の開発に若き情熱を傾け、新田経営にその生涯を捧げた神野三郎と彼を取り巻く人々の人間模様を描いた創作演劇です。
第1話は、明治26年~29年、困難な新田...
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