満足度★★★★
変形タイムスリップ+家族の絆
30年後の人物の魂・意識が時空を超えて現在の人物に憑依するという発想がユニークで、途中で観客が持つであろう疑問(タイムパラドックス関連など)をタイミング良く登場人物に質問させて答えを導くというのも巧い。
満足度★★
着想は良いと思う
時は30年前。「脚本家がテレビの家族ドラマのシナリオを書き上げる」姿を描いたストーリ。
なにかとコマゴマした設定、仕掛けがあってドタバタ・コミカルに仕上げてあるが、なかなか入り込めず居心地が悪い。基本的な着想は面白いし苦心して話を積み上げたと思えるだけに残念。
たとえば、勘違いからくる錯誤な会話で笑いを捻出させてもあまりに話をひっぱり過ぎるがために面白味を損なっていたり、スパイス的な狙いでキャスティングしたと思われる掃除のオババが薬味どころか部屋のすみの埃にしかなってなかったり。