罪と、罪なき罪 公演情報 罪と、罪なき罪」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 5.0
1-1件 / 1件中
  • 満足度★★★★★

    面白かった。やられました。泣いてしまいました。
    面白かった。やられました、泣いてしまいました。
    明治13年の開国から後 明治24年 文明開化の頃の
    「大津事件」を元にした物語です。
    国際的に日本の司法権に対する信頼を高めた、と何かに書いてあります。
     新しい時代に慣れてきた頃
    ロシアの皇太子が日本の巡査に切りつけられた、
    強い国ロシアを恐れる風潮の中、行われる裁判、
    圧力をかけられ、司法省の裁判官と判事が、しかたなく行う死刑判決が決まっている、形だけ裁判。
    公平な裁判を行うため、若い弁護したちがが公平な裁判を求める。
    (続きネタバレへ)

    ネタバレBOX

     公平にする為には、隠し事はできない、大切な人、隠しておきたい事、被告津田三蔵が隠そうとしたことが、 女中 谷山ヨシの自殺と嘆願書、死亡解剖の結果で明らかになる。 公平にするための悲しさ。
    判決は無期懲役。
    日本は司法の夜明けを向かえました。
    ひと組の若い男女の運命と引きかえに。

    被告は死刑を望んでいた、裁判官も自殺し嘆願書を残した女中 谷山ヨシを思い心の何処かで死刑でも・・・、と。

    面白いお芝居をありがとうございました。

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