親近感
観る前は「気難しい感じなのかなー?」とも思ってました。実は。
でも登場人物たちがみんな等身大というか、親近感が持てる設定とかキャラクターで、愛くるしかった。
悪役がいないの。でも成り立ってる。温かい気持ちになりました。
満足度★★★★
意外にとっつきやすかった
説明文のイメージから、
詩的で繊細な(もしかすると、自己陶酔的な)作品を想定していたが、
いい意味で裏切られた。
上京してそれぞれに夢を追いかけて恋愛をした若者たちを
品よく、たまにコミカルに描いていて、良かったと思う。
役柄が役者の素のままいけるものだったのか、
役作りが上手いのか、自然に生きている感じで
話に馴染みやすかった。
ただ、演出の想定と小屋の大きさ(小ささ)が合っていなかったようで、
前列からは舞台が近すぎて少々観づからった。
個人的には、
ストーリー運びと作品全体の品の良さを
評価したいので、今後も頑張ってほしい。
満足度★★★
恋愛センチメンタルin東京駅
羨望と期待と失望が入り組んだ上京人の東京観が根底に流れていて、センシティブな東京観を期待していると肩すかしを喰らう。
そして展開はあくまで男女の恋愛話と、東京駅ですれ違う名も知らぬ人達が互いに相手を見合うその瞬間。
時間軸や空間が交錯する構造の面白さを演出が観せきれていない印象。