満足度★★★
非常にわかり易い娯楽作
西暦2050年、国家防衛のために開発に着手したが狂暴性と破壊力から計画中止となったサイボーグ部隊「マリオネッツ」の試験体数体とともに姿をくらましたドクトル瀬戸が狙う「スーパーチップ」をめぐる善悪の攻防…なおハナシ。
ストーリー自体は既視感ありまくりでお約束通り(『T2』っぽい部分も含む)、先の展開が容易に読めるほどながら、逆に言えば非常にわかり易く、だもんで難しいことなど考えずにひたすら舞台上で起こる出来事を眺めていれば良いという娯楽作。
今回の見どころはアクションで、特にマリオネッツが時としてメカニカルな動きをするのが見事。また、武力ではなくハッキングを得意とするマリオネット、マリリン(演・鈴木美園)のキャラクターが強烈。