嫌われ松子の一生 公演情報 嫌われ松子の一生」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.7
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  • 満足度★★★★★

    当たり!
     入場一番、舞台セットを見て「これは当たりの舞台!?」と予感。観終わって、その予感は的中。松子の死で始まり、松子の過去の人生を振り返る展開なので、祭壇の舞台はぴったりですし、真っ赤な十字架の上で描かれる松子の人生は、とても情熱的で、しかも運命的。

     松子の人生は劇的ですが、心は純粋で、ただ「誰かを愛したい」だけなのでしょう。葛木英さんは、こーゆー壮絶な純愛を描くのに長けた人なんだと思います。

     松子の遺骨を抱えた洋一が涙するラストはじーんときちゃいました。

  • 満足度★★★★★

    愛に生き男に翻弄され続けた『松子』の壮絶な人生!小劇場で円形囲み舞台、ケレン味たっぷりの迫力演出、良かった!
    全力で男を愛し、信じ続けるのに、次々に裏切られ続け、
    堕ちて行く、松子の生涯!
    「信じること」の大事さ、信じきれないとき、
    一瞬の行き違いによって狂ってしまう人生が切ない。
    裏切る男が許せない。
    もどかしい!
    でもこれだけ劇的な恋愛人生を精一杯生きれたら
    と思うと、とってもうらやましい。

    劇中で、絶望した松子は手近な木片を拾うのですが
    それが十字架の形をしている。
    (チラシ参照)
    ある男も言っていた、松子は「神様」だと。
    純真過ぎる彼女に自分なんかには近寄れないと。

    ショッキングな展開の「ポイント」では、
    大音量の歌・音楽、照明、ケレン味たっぷりの演出が
    小劇場しかも円形囲み舞台ならではの迫力で
    めちゃくちゃ気持ちいい!!
    もっとあってもいいくらい。
    ・・・良かったです。

    今回も、あれだけ話題になった映画(中谷美紀)も
    ドラマ(内山理名)も原作小説も未経験という不勉強な私です。
    申し訳ありません。
    大堀こういち さんは、ドラマ「ケータイ刑事シリーズ」の
    だめだめでハチャメチャなところしか知らなかったのですが、
    松子の同僚トルコ嬢と、善人風の床屋の店主と
    どっちもまじめな役でした。(トルコ嬢だけど。)
    なんと、劇団健康(現・ナイロン100℃)旗揚げ
    メンバーだったんですね!知らんかった!

  • 満足度★★★★

    なかなか素晴らしい
    映画は観てないのでどういう違いがあるのか知りませんが、
    この舞台には引き込まれました。

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