満足度★★★
内容とチラシ合ってますねぇ
取り調べ室内だけの物語りながら、サイコでサスペンスしていましたね。
結構普通の人のように見える主人公を取り巻く、
なかなか個性豊かな兄や警官たち。
物語は予定調和的に、主人公をある行動へと導いていき。
その行動による結果、ある結末が主人公に訪れる。
人間の嫌なところが、よく表現できていた芝居といえました。
満足度★★★★★
ピローマン
長塚圭史さんの演出版を見逃していた本作品
今回こちらの招待が当たり拝見
表現は結構痛い話だ
小劇場で上演にしては時間も長い
がしかし、時間の長さも感じず、お尻が痛くなることもなくひきつけられた
これは年輩の役者がやったらどんより重くなりそう
若い役者さんという座組の良さがありました
痛いせりふもあるのに見終わった後嫌な気持ちにならない
たぶん現実に起こってもおかしくない物語
良い時間をいただきました
満足度★★★★
あまりに切なく、あまりに暖かい
原作の「ピローマン」は2004年にイギリスで最も権威のあるオリヴィエ賞の最優秀戯曲賞を受賞した衝撃作。
比較的原作に忠実に上演された様子。
2幕ものであるが、第1幕だけで終了してもいいような巧妙なストーリー展開。
子どもの虐待という際めて重いテーマでありながら、いくつかの偶然が重なって、真っ暗闇の先に一筋の光が見えるラストがすばらしい。
見終わった後に、色々なことが次から次へと頭に浮かぶような余韻を残して終了。
若手役者での上演となったが、同じ脚本、演出で、もっと老獪な役者人の舞台を見てみたいと思った。
当劇団の今後に大いに期待の持てるそんな舞台だった。