東京★サイケデリック 公演情報 東京★サイケデリック」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.5
1-5件 / 5件中
  • 満足度★★★

    不思議な体験
    これは私の感性の問題でダンス自体はよくわからないのだが、同じ振りでもダンサーによっては色気があったりなかったり・・・言葉では説明できないがとても色気がある、官能的なダンサーがいて、目が釘付けになってしまった。別に好みだったわけでもないので、あの感覚は不思議だ。次回公演も観にいくことになりそうだ。

  • 満足度★★★★

    美しかったです
    エロスというか、ゾクッとどうしようもなく惹きつけられて、魅入ってしまいました。
    失敗して、壊れて、崩れて、コワレテ、、、
    とてもキレイでした。
    ダンスを見るのはほとんど初めてで、人間の体ってこんな風に動けるのかって感動してしまいました。

    ネタバレBOX

    人間というより、お人形さんを見ているっていうほうがなんだか、私的にはしっくりしたんですけど
    人形みたいな冷たさがなくて、生々しいというか、艶やかがあって、素敵でした。
    色のついたペンキで白いきれいな体が塗りつぶされていくシーンがぞくってして好きです。
    色気といいますか、エロスといいますかよく分からないけど、すきです。

    とても楽しかったです。
    ありがとうございました
  • 満足度★★★

    ベスト!
    高襟の集大成的な印象を受けました。深見さんの背中に何かを感じる。

  • 20100304
    。・`ω´・)ノ 緊張と弛緩のばらんすが今回のかんじがぼくにはぐんぐんきました

  • 満足度★★★★

    女性であることをポジティブに踊る
    女性であることがポジティブに活かされ、それを嫌みなく見せてくれた。
    細かいところのセンスもいいし、うまい。

    構成がいいから、無駄がなく、見ていてまったく飽きがこない。
    というより、ホントに楽しい。

    ネタバレBOX

    見る前の印象で言えば、もっと猥雑感のある舞台かと思っていたのだが、構成も振り付けも、実に良く練られているし、全員が誠実に取り組んでいて、好感を持った。

    例えば、前の人にぶつかるというシーンがあるのだが、そのぶつかり方が、ぶつかることを意識してないと思わせるぐらいに思い切っているところを見たりするとそれを強く感じる。

    思い切りの良さもあるし、丁寧さもある。そのあたりに高襟の良さを見た。

    どの踊り手もきちんと印象に残る良さがあったのだが、中でも特に印象に残ったのは、短金髪の人。その動きが滑らかで、身体の中のエネルギーの移動がうまいのだろう。そのエネルギーをうまく操って、動作に繋げているように見えたのだ。

    フライヤーや過去の写真から感じた、エロス感みたいなものは、思っていたほど感じなかった。もちろん、エロスの感じ方は人によって違うとは思うが(好みや趣味の問題もあるが)、この舞台を観ていると、そんなことはどうでもいいと思ってしまうのだ。
    というか、女性であることだけでなく、「生(生きること)」すなわちエロスであるかもしれないと思ったりして。

    今回の舞台を観て感じたのは「女子」。
    これは男からの勝手な印象かもしれないのだが、誰か1人がいつものけ者になっていたり、不安定だったり、群れたがったり、気持ちや気分が全員に伝染していく様が「女子」的だと感じるたのだ。
    衣装のひらひら感もそうだが、特にガーリー感が強いヘアスタイルが「女子」をさらに印象づける。
    この感じもうまいなあと思う。

    1人だけほとんど絡まない人がいたりするのも面白いし。

    衣装のことで言えば、腰のあたりのリボンの形状は、ゾウのようで(一瞬天狗かと・笑)、これって意識してそう見せているのだろうか。ぶらんぶらんしてるんだものね(笑)。

    ラストの色の使い方(色のチョイス自体)もうまいと思った。ヘタに色を重ねてしまうと、汚くなってしまうのだが、あくまでもポップな印象にとどまる程度に彩色していくのだ。まさに彩色であって、単に絵の具を塗りたくっているのではないところがミソで、そういう計算もうまい。

    ここは、さほど大きな舞台ではないのだが、その使い方もうまい。
    舞台全体のバランスの取り方が、ダンスの動きとのバランスも含め、よくできていると感心した。
    上下左右前後が無理なく構成されていくのだ。

    この舞台のサイズだと相手との距離がつかみにくかったりして、全身で踊ることができなくなってしまうこともあると思うのだが、それがまったくなく、のびのびしとしていたのは、会場の使い方のうまさと、練習の成果なのだろう。見事だ。

    逆にこのサイズだからできることもある。例えば、客席との近さと遠さのバランス感覚も面白く、客席との距離での緊張感と、弛緩がいいのだ。

    また、音楽にエフェクトを加えた音響効果もいい。違和感を生むところは、きちんと違和感を醸し出し、音とマッチさせるところもいい。クラッシックの使い方も、ベタになりがちなところをうまく抑え、いいセンスだなと思った。

    さらに、途中で気がついたのだが、顔(表情も)が面白い。特に表情を殺した顔が面白い。そして笑い顔が怖い。これも小さい劇場だからこその楽しみかもしれない。

    劇場ということで言えば、シンプルな四角い箱のようなスペースであったらなあと思った。今回のこの場所は、柱や窓があったりするので、いろいろな出っ張りや何かがある。
    だから、それらがまったくなく、垂直の壁に囲まれているスペースで、さらにもっと大きなスペースで、出演者のダンスだけを集中して観たいと思う。

    ついでに書いてしまうと、「緩急」の「緩」にあたる部分、具体的には「停止」している部分をがきちんとほしかった。若さが溌剌と溢れているから、その「生」が活き活きしたいるからなのだろうが、「緩」の部分とのメリハリがあれば言うことはなかった。確かに、1人後ろでペロペロキャンディを手に間違いなく停止していたが、舞台全体という意味でのことである。


    観るまでは、外連味たっぷりな印象だったので、正直言ってちょっと侮ってました高襟。侮っていてスミマセンと謝ります。
    とても気になる団体になりました。

    あ、サイケさはあんまり感じなかったけど、それは問題なし。

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