演劇

国際芸術祭「あいち2022」パフォーミングアーツ

ラビア・ムルエ『表象なんかこわくない』

実演鑑賞

国際芸術祭「あいち」組織委員会

愛知県芸術劇場 小ホール(愛知県)

2022/10/02 (日) ~ 2022/10/04 (火) 公演終了

休演日:10/3

上演時間:

公式サイト: https://aichitriennale.jp/artists/rabih-mroue.html#performance01

※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。
レバノン出身で、ベルリンを拠点に活動するアーティスト、ラビア・ムルエ。過去30年にわたり、中東アラブ世界の混迷と歴史の空白をラディカルに批評する作家の一人として、数多くの舞台作品やレクチャーパフォーマンス、映像作品等を発表し続けてきた。共同体の歴史と個人の物語、虚構と現実の境界線上で戯れる作品...

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公演詳細

期間 2022/10/02 (日) ~ 2022/10/04 (火)
劇場 愛知県芸術劇場 小ホール
出演 ラビア・ムルエ
脚本
演出
料金(1枚あたり) 2,000円 ~ 3,000円
【発売日】
一般 3,000円
U25 2,000円
・当日券は、一般・U25一律で、+500円となります。
公式/劇場サイト

https://aichitriennale.jp/artists/rabih-mroue.html#performance01

※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。
タイムテーブル 10月2日(日)17:00◆◎
10月4日(火)19:00
◆= 託児サービスあり

◎= 終演後にポストトークあり
登壇:ラビア・ムルエ、相馬千秋(国際芸術祭「あいち2022」キュレーター)
説明 レバノン出身で、ベルリンを拠点に活動するアーティスト、ラビア・ムルエ。過去30年にわたり、中東アラブ世界の混迷と歴史の空白をラディカルに批評する作家の一人として、数多くの舞台作品やレクチャーパフォーマンス、映像作品等を発表し続けてきた。共同体の歴史と個人の物語、虚構と現実の境界線上で戯れる作品群は、これまでドクメンタ13やミュンヘン・カンマーシュピーレをはじめ、世界の主要な国際展や劇場、美術館で制作・発表され、また日本でも2004年の初来日以来、『BIOKHRAPHIA-ビオハラフィア』(2002年)、『これがぜんぶエイプリルフールだったなら、とナンシーは』(2007年)、『歓喜の歌』(2015年)などの代表作とともに6度の来日公演を重ねている。

ムルエは今回、「あいち2022」のテーマに応答し、パフォーマンス・アート史を題材にした代表作『表象なんかこわくない(Who’s Afraid of Representation?)』(2005年、ベイルート初演)を17年の時を経てアップデート上演する。シンプルな舞台上では、パフォーマンス・アート史の文献を開くパフォーマーが、そのページを綴った伝説的パフォーマンス・アーティスト、例えばヴァリー・エクスポート、マリーナ・アブラモヴィッチ、クリス・バーデンらになり代わって語り始める。だが、ボディ・アート史に残る自傷的アクションを語るはずの言葉は、1975年から15年間続いたレバノン内戦に絡め取られていき、どこまでがアーティスト本人の手によるテキストか、判然としない。そこにムルエは、2002年に実際にベイルートで起こった大量殺人事件の犯人の語りを併置していく。史実では交わることのなかったパフォーマンス・アート史とレバノン現代史が、皮肉にも暴力を媒介にフィクショナルに交差する「歴史の再演/リエナクトメント」を前に、私たちは震撼せずにはいられない。
その他注意事項 ※アラビア語(日本語・英語字幕)
※未就学児入場不可
スタッフ

[情報提供] 2022/08/25 15:01 by こりっち管理人

[最終更新] 2022/08/25 17:09 by こりっち管理人

この公演に関するツイート

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  1. ラビア・ムルエ『表象なんかこわくない』ランダムに本を開き、そこに書かれた自傷行為的パフォーマンスの描写を読んでいくのだが、アーティストの切実な表現は戦争や暴力の話となり、大量殺人事件の話が絡まっていき、その事件の背後にはレバノン内戦が…。直接的にではなく慎重に周到に行う”表象”。

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  2. 今週は疲れてしまい余り呟けなかったが、 KバレエOpto「プティ・コレクション」 フロレンティナ・ホルツィンガー『TANZ』 アピチャッポン・ウィーラセタクン『太陽との対話(VR)』 ラビア・ムルエ『表象なんかこわくない』 新国『… https://t.co/xJRAejb3aD

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  3. 【国際芸術祭あいち2022で印象に残った作品①】パフォーミングアーツのラビア・ムルエ『表象なんかこわくない』。現代アート史上のボディーアートとレバノンの内戦がテーマ。両者を絡めた伏線の意図は深くは理解できなかったが公式YouTub… https://t.co/87ilbx4pVe

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  4. 多分大変悩ましい問題だし私も答えがあるわけではないのだが、ラビア・ムルエ『表象なんかこわくない』、タイトルなぁ…。原題はWho's Afraid of Representation?。このRepresentationはムルエが扱い… https://t.co/H8HrGKJdx3

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  5. 昨日、アピチャッポンVRの世界初演があき、 ラビア・ムルエ「表象なんかこわくない」楽日。 本当に同時代に生きていてよかった、と思う二人のアーティストとそのチーム。 これまでも彼らと長い旅をしてきたし、その旅はまだまだ続くという感慨に満ちた1日だった。

    約2年前

  6. ラビア・ムルエ『表象なんかこわくない』レクチャーパフォーマンス。分厚い本をパッと開いたページをきっかけにパフォーマンスアート史(アブラモビッチやボイスの名前も)特に痛みや怪我を伴うボディアートについての音読。ベイルートの大量殺人犯… https://t.co/c3zEBGaeJl

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  7. ラビア・ムルエ『表象なんかこわくない』 10月2日(日)17:00~ 身体を傷付ける、傷付けさせるボディ・アート。 そのパフォーマンス・アート史に、レバノン内戦とベイルートでの大量殺人事件が並列して語られる。 どこに辿り着くのか分… https://t.co/wHrZwPjlcb

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  8. あいち2022のラビア・ムルエ「表象なんかこわくない」を鑑賞してきました。人間の持つ精神性を表層意識から深層意識、あらゆる方向から言語と身体通じて伝える作品だった。生きる様を観た、というかんじ。

    約2年前

  9. ラビア・ムルエ『表象なんかこわくない』美術の歴史的なパフォーマンスをレバノンで起きたこととして語る作品。美術のパフォーマンスに重ねる事で一歩距離を取って語る事が出来るのかもしれない。『歓喜の歌』でも思ったが、舞台に立つだけで語りかけてくるような眼差し..

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  10. ラビア・ムルエ「表象なんかこわくない」、とんでもなかった、茫然としてる  #あいち2022

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  11. アフタートークの大切さを実感〜ラビア・ムルエ「表象なんかこわくない」|あの時は正しく今は… https://t.co/mqI4Br25qb #ラビア・ムルエ #note #表象なんかこわくない #ラビア・ムルエ

    約2年前

  12. ラビア・ムルエ『表象なんかこわくない』 PAチャンネル 『パフォーマンス・アート史なんかこわくない』 これを事前に観ておく方が良い。 理解の手助けになる。 https://t.co/61TnBVMU38 #AichiTriennale2022

    約2年前

  13. 10/8七ツ寺50トーク登壇の大道芸人ニャンコさん、今日10/2名古屋に来ました。10/10ぐらいまで七ツ寺にいます。 あいち2022のラビア・ムルエ『表象なんかこわくない』を見に来ていた10/8登壇の内野儀さんと今日10/2愛知芸文センターで会いました。

    約2年前

  14. ラビア・ムルエ『表象なんかこわくない』 愛知県芸術劇場小ホール 2022.10/2 なんと手強い作品だこと。事前に、あいち2022のPAチャンネルを見たり、ラビア・ムルエの情報をネットで検索したり、開演前に配布された資料を読んだりしたが、いまいち腹落ちしない。

    約2年前

  15. ラビア・ムルエ『表象なんかこわくない』の副読本的動画があったので見る。 チャンネル 『パフォーマンス・アート史なんかこわくない』 - YouTube https://t.co/3OoQPh6gkk https://t.co/bu6MR2y58S

    約2年前

  16. のパフォーミングアーツ、ラビア・ムルエ『表象なんかこわくない』を見た。作家についてもボディ・アートにも詳しくないけどこの概略だけで見ようと思ったのだった。大量殺人犯よりも実際に演じられた痛々しい自傷的パフォーマン… https://t.co/QUVjqbmpFK #あいち2022

    約2年前

  17. 【チケット発売中🎟】 ラビア・ムルエ『表象なんかこわくない』は10/2(日)、10/4(火)上演! 1960-70年代のパフォーマンス・アート史とアーティストの出身地であるレバノンの現代史が、暴力を媒介にフィクショナルに交差する、… https://t.co/zS39nRsRXr

    約2年前

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