劇団わだち 旗揚げ公演
劇団わだち 旗揚げ公演
実演鑑賞
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2010/02/21 (日) ~ 2010/02/21 (日) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://geki-wadachi.net/
期間 | 2010/02/21 (日) ~ 2010/02/21 (日) |
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劇場 | 新宿シアター・ミラクル |
出演 | テン、あしたかえいち、ナガナミアキト、也、ミズノ、佐藤有希子 |
脚本 | 岡田郁 |
演出 | 岡田郁 |
料金(1枚あたり) |
1,000円 ~ 1,200円 【発売日】2009/12/15 前売1000円/当日1200円 高校生無料(当日学生証をお持ち下さい) |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | |
説明 | 鍋の食べ方は難しい。ひとりで食べると、おいしさより寂しさが感じられるからだ。 だから、食べるというより囲みたい。 でも、鍋の囲み方も難しい。初対面の相手と囲むと、おいしさより緊張感が感じられるからだ。 だから、囲むというより分け合いたい。 たとえば、高校時代の部活の仲間と。 高校を卒業して早10年。僕たちはまた集まった。 あの頃のような顔ぶれで、あの頃のような笑顔で、あの頃のようにいっしょにいて、 その中心には鍋がある。 食べるというより囲む、囲むというより分け合う。 これこそ鍋。これこそ鍋パーティだと、僕は思う。 でも、本当に難しいのは、鍋の分け合い方だった。理由は簡単だ。 だって僕たちは、10年間も逢っていなかったのだから。 鍋が出来るまでもう少し時間がある。 青春は、やっかいなほどに茶番だ。 馬鹿馬鹿しくてわざとらしくて。ひとりよがりでわがままで。なのに誰もが真剣で。 そんな茶番をもう一度はじめる、はじめての茶番劇。 決めた。青春を思い出すのはもう、やめよう。 囲むというより分け合うもの。それが鍋。 思い出すというより忘れるもの。それが青春。 そう気づいた途端、なぜかほっとして、早くも青春を忘れはじめた。 ただし。 忘れるってことは、終わったってことではないんです。 本当に終わってしまったものは、たぶん、忘れることすらできないですから。 |
その他注意事項 | |
スタッフ | 【作・演出】 岡田郁 【照明】谷口彩香 【音響】しもじ 【宣伝美術】木原萌美 【舞台監督】谷くん 【制作】やまだれいな/あしたかえいち 【企画・製作】劇団わだち |
だから、食べるというより囲みたい。
でも、鍋の囲み方も難しい。初対面の相手と囲むと、おいしさより緊張感が感じられるからだ。
だから、囲むというより分け合いたい。
たとえば、高校時代の部活の仲間と。
高校を卒...
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