満足度★★★★
喜怒哀楽の切替はお見事
出演者は4人で、清水那保さんを除く3人役者さんも非常によかったですが、清水那保さんがそれ以上によかった。
もう、あの一瞬の喜怒哀楽のチェンジはお見事です。
途中休憩が入ったので、もしかしたら観てるほうが集中力切れるかな思われましたが、全然そんなことなく、時間があっという間でした。
満足度★★★★
演技がクローズアップされて濃密
舞台となる家をしっかり建てこんだコロブチカ版とは対照的にテーブルと3脚の椅子のみという可能な限りそぎ落とした装置で演ずるのは映画で言えば全編「寄りの画」、演技がクローズアップされて濃密な印象。
そんなこともあり全体がよりシリアスな中、第2幕第1場が回想シーンということもあってかユーモラスなのは上手い気分転換と言おうかアクセントと言おうか…。
しかし、第1幕の幕切れは「先がすぐ知りたい!」系なのに、その続きを見せる前にこの場を置いてじらすのはズルくね?(笑)
その第2幕第1場は7年くらい前の回想で、キャサリンとハロルドがそれぞれまだ若く(というよりコドモに?)見えるのは見事。
他に、1幕にしても2幕にしても照明がストンと落ちる(実際には若干のズレおあったが)幕切れも潔いと言おうか切れ味が鋭いと言おうか、鮮やか。
満足度★★★★★
前回あれだけ揺さぶられたのに
さらに生々しく、強く伝わってくるものがあって、圧倒されました。
個々のキャラクターそれぞれの色が、皮膚からの感触として伝わってくる感じ。
まさに圧倒的。しかも前回の公演初日で観たよりもさらに圧倒的でした。
満足度★★★★★
空気感
前回の公演が凄い評判だったので観て参りました
演劇の何がいいって「これ」がいい!と言いたくなるような空気感を堪能。
こんな体験を味わえば演劇というモノの虜になるのに。
素晴らしい舞台、再演してくださってありがとうございました。
満足度★★★★★
名作は何度見ても素晴らしい!
素晴らしい脚本、素晴らしい役者、素晴らしい演出、名作は何度見ても飽きがこない。これからも再演を繰り返し、スタンダードに育ててほしい。
中田顕史郎の父親役ははまり役だ。今日のステージでは小栗剛とともに乗りに乗っていた。このまじめな芝居で、客席を大いに沸かせていた。木下祐子は的確な演技で舞台を締めた。そして清水那保がまた一回り成長した。どこまで大きくなるのか楽しみでならない。
舞台が終わった後、客席の拍手がいつまでも終わらなかった。
満足度★★★★
12日、1日限りなんて勿体無い
12日、1日限りなんて勿体無い
そそぎこんだエネルギーからすれば一週間はできたでしょうに。
小劇場にしては長丁場の2時間半(休憩あり)
以前にハイリンドのは観たことがあったのですが、随分前のことで、今回随分違う印象を受けました。
中田さんが、別所哲哉さんにみえてしかたなかたったです。良い意味です