重力/Note3
原作:田中千禾夫『マリアの首』
実演鑑賞
シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)
2009/12/17 (木) ~ 2009/12/20 (日) 公演終了
休演日:なし
上演時間:
公式サイト:
http://www.jyuuryoku-note.com/
選択眼に賭けます。 チカオ劇は『雲のはたて』しか見たこと無い。あまりに戦後的な劇で、あんまり覚えとらん。現代に上演する意味を抉り出してくれることと思う。
期待度♪♪♪
0 2009/12/08 17:44
期間 | 2009/12/17 (木) ~ 2009/12/20 (日) |
---|---|
劇場 | シアター・バビロンの流れのほとりにて |
出演 | 石田迪子、亀井惟志、小橋れな、瀧腰教寛、立本雄一郎、玉井勝教、宮嶋みほい |
脚本 | 田中千禾夫 |
演出 | 鹿島将介 |
料金(1枚あたり) |
2,000円 ~ 3,000円 【発売日】2009/11/01 全席自由(各回65席程度) 一般 前売り2,800円 当日3,000円 学生 前売り2,500円 当日2,800円 (金曜日の昼は事前予約のみ、一般2,500円・学生2,000円、当日券は通常の前売り価格にて御観劇できます。) *学生の方は、受付にて学生証を提示していただきますのでご了承ください。 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | |
説明 | 田中千禾夫は演劇のことを〈詩劇〉と呼び、自分にとっての〈祈り〉だと言った。それはただならぬ根拠を持っているとしかいいようがないものである。かつて太田省吾が「人はどういふことがしないでゐられないか」という問いを立てたけれども、これと「私にとって演劇とは何か」という問いには密接な繋がりがあるように思えてならない。演劇を通して「〈祈ら〉ないでゐられない」作家であった田中の作品を前に、私を幾度も立ち止まらせるものとは、結局こうした演劇の在り方を示されたことに対して、自分には一体どんな答えが出せるのだろうかという疑念である。それは同時に私自身の生の在り方を問うものでもあった。 人間を問い続ける、この作業の中に何かがある。それが何なのか、何なのか。(演出ノートより抜粋) 原爆後の長崎を生きる人々を描いた田中千禾夫の代表作『マリアの首』をテキストに、現代人の孤独の根源について思考します。重力/Noteによる《経験の古典》シリーズ第三弾、ついに発表! 【田中千禾夫 1905~1995】 日本の劇作家・演出家。長崎県長崎市馬市出身。慶応義塾大学仏文科卒。在学中に岸田國士・岩田豊雄・関口次郎らの新劇研究所の研究生となり、演劇の現場に関わるようになる。戦前は文学座で活動し、明治大学文芸学科では科白の原理を講義していた。処女戯曲『おふくろ』(33)が岸田に認められデビューするも、その続編を幾つか書いた後は長い沈黙期に入る。再び筆を取るようになったのは終戦後で、そのあいだ約10年ほど自作の発表がなかった。戦後は自己否定と実験を繰り返しながら劇構造と文体の変革に取り組み、千田是也とともに俳優座の活動を支えた。生来、唯心論的な志向性を持ち、晩年はカトリックの洗礼を受ける。洗礼名フランシスコ・ザビエル。妻は作家の田中澄江。代表作として『雲の涯』(47)『マリアの首』(59)、戯曲のほかに『物言う術』(49)『劇的文体論序説』(78)などの著作がある。 【公演日】 12月17日(木)19:00★ 18日(金)14:00◎/19:00★ 19日(土)19:00★ 20日(日)13:00/17:00★ |
その他注意事項 | ◎の回では予約のみ一般2,500円・学生2,000円、当日券は各通常の前売り価格で御観劇できます。 ★の回では公演終了後にささやかな軽食を御用意しております。御来場された皆様と公演を通じて交流ができたら幸いです。 |
スタッフ | 舞台監督/舞台美術/宣伝美術/映像制作:青木祐輔 衣裳:平岡容子 照明:南香織 音響/作曲:中村大史(momo椿*) 写真:宮嶋みほい 制作:重力/Note制作部 協力:東京バビロン にしすがも創造舎(豊島区文化芸術創造支援事業) |
[情報提供] 2009/11/03 08:38 by 重力/Note@制作部
[最終更新] 2009/12/24 23:03 by 重力/Note@制作部
もっと読む