満足度★★★
序盤の展開が勿体ない
日常に悩みを抱える4人がネット上で知り合い、ネットで小説を共同で書いていく。
そのネットで書く小説の世界場面と、リアル世界の場面との分かれており、そのチェンジはなかなかよかったと思います。
また、中盤からラスト、そしてラストの展開はよかったし、面白かったです。
ただ、序盤のネット小説の世界感を観客に訴えかけられてなかったかな。
(特に、ある門をくぐる場面なんで、台詞と演技で表してはいたが、目の前で転がってただけにしか見えなかったし)
満足度★
テーマは良いと思うけど‥
肝心の舞台の内容が‥(特に小説の世界のシーン)。演技や演出にメリハリがなく非常に散漫な印象を受けた。舞台美術や衣装、照明なんかもこだわりが感じられないし、シーンの変わり目も演技や照明にメリハリがないから見栄えが良くない。
満足度★★★★★
ネットとリアル
ファンタジー冒険物語が始まった割には、主人公4人も衣装もステージセットもどうもさえない。学芸会に毛が生えたようなものを見せられても...と最初の5分は思っちゃいましたが、あやまります。ごめんなさい。リア充でない4人が現実から逃避して共同で書いてる携帯小説と実際の生活が2重に語られる作品だとわかった途端に、俄然面白くなり、ステージにどんどん吸い込まれました。ユングの元型論を応用し、さまざまなシンボルがからみあう心理劇と言ってもいいでしょう(←私の勝手な解釈です)。
日曜日は全身緑色の服で来た人には割引ありって言ってたので、行く予定の人はそういう服装で行きましょう。