Tower of Sugar 公演情報 Tower of Sugar」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
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  • 上演中に通路を直立歩行するスタッフに呆れる
    開演後間もない頃、3~4回にわたって遅れて来た客を誘導する男性スタッフが終始直立状態(客は腰をかがめていた)という珍しい光景を目にする。このスタッフ、どこかの御曹司か何かで世間知らずだったんでしょうかね? 
     
    \(・_\)ソレハ (/_・)/コッチニオイトイテ… 
     
    心霊スポットと言われる廃病院に、肝試しのカップル、そこをお化け屋敷のアトラクションに改装しようとする関係者たち、連続バラバラ殺人事件を捜査している刑事コンビなどが集まり…というホラーコメディ、前半は伊丹ドンキー流の(って、本作は穴吹一郎名義なんだが)ドタバタ系、後半はホラー色が濃くなるも馬場巧がコメディリリーフとなって絶妙のタイミングで笑いも挟む構造が巧み。
    また、このテの作品ではおなじみの「実は霊だった」というパターンも、割と早いタイミングで読めるものあり、終盤で明かされて「あ、そっちもか!」と納得させる(←伏線が利いている)ものありで上手い。
    ってか、早いタイミングで読ませるものが「おとり」となってもう一方を読ませないのかも。
    通山愛里が降板したのは残念(代役の黒木マリナも悪くなかったがかつて観たことがあるんだもん)ではあったが、総じて満足。
    ただ、140分という上演時間も「ちょっと長め?」程度にしか感じなかったとは言え、もう少し刈り込めたんじゃないかな?

    満足度については非常識なスタッフと本編で相殺。(むしろマイナスか?)

  • 満足度★★★★

    マチネ観劇 秀樹感激
    かなり幅広のステージのため全体を見渡すのにはちょうどよい座席。
    演出で客席も使っていたのでそちらも見易かった。

    アーバンフォレストの面々は芝居のキーになる役柄を好演していたと感じた。
    アーバン以外の出演者では、手術が予定されている患者、遊園地女性スタッフ、カップルの女性に好印象を持った。

    アーバンフォレストの普段の公演より演出が少し商業演劇的になっていたと思う。私は細かい表情まで見られる小劇場での公演の方が好みなのだが、ホールの規模に合わせてバランスよく演出されていたのではないかと思う。

    ネタバレBOX

    お話は、現在と、日航機墜落や阪神優勝があった年(24年前だったけ)の過去をいったり来たりしながら進行します。だけど、あるシーンがどちらであるのかは観客には充分説明しないであいまいなままお話は進行する。もちろん後で「ああそういうことだったのか」と大体は判るようになっていますが、なんかあいまいなままに残されているシーンもあったような気がします。

    タイトルや役名などの名は、適当に決めたのではなくちゃんとストーリーと関係した意味付けが与えられていたように思います。
    「あかいわ」という苗字は、ステージのそこここが「赤いわ」かな?
    でも、「さいじょう・ひでき」という役名にはどんな意味が込められていたんだろう?

    刑事で、ミステリープロデューサのアシスタントのアシスタントを名乗っていた登場人物は、芝居の前半とごくごく最後に登場し、登場しない時間がすごく長い。普通はもっとバランス良く登場するように構成すると思うけど、これにもなにかそれなりの理由がありそう。

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