奇跡の人 公演情報 奇跡の人」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
1-7件 / 7件中
  • 泣いた。
    作品自体4回目で田畑智子のサリバンも素敵でしたが鈴木杏さんもやっぱり素敵で。泣いた。ブラジルの辰巳君はコクーンでも大きかった。

  • 満足度★★★★★

    鈴木杏アニー/高畑充希ヘレンの呼ぶ『奇跡』!フレッシュさがストレートな感動を生む。
    わずか3週間で起きた奇跡!

    冒頭、回り舞台のセットを手さぐりで歩くヘレンに、
    観ているほうもヘレンと同じ心境を味わう。

    背景が真っ暗で、パイプやドアしかないセットは、
    そのまま、手さぐりで物にぶつかるヘレンを表している。

    何といっても主演の2人の若さ、フレッシュさ、
    ストレートな体当たりの演技がよかった。

    最近精力的に舞台出演を続ける鈴木杏さんは、
    確実にステップアップしています。
    今回もアニーを見事に演じています。
    (ただアニーのイメージはもう少し細身かな^^;)

    高畑充希さんの三重苦の様子、その中での感情表現も
    よくやっていたと思います。
    特に前述の冒頭のシーンが印象的でした。

    最初のほうの、アニーが施設を旅立つときの子供たちとの
    分かれのシーンは、短時間ながらいきなり泣ける名シーン。
    施設の先生との強烈な皮肉めいたせりふのやりとりによって、
    逆に親密さと愛情が本当に伝わってくる。

    そして訪問した一家。
    本来なら、厳格で厳しい雰囲気や、南部と北部の違いを
    強調するべきなのかもしれませんが
    B作さんをはじめ、家族はみな温かい普通の家族。

    佐藤B作さんは、いくら厳しいことを言っていても
    個性からくる優しさがにじみ出てくる。
    七瀬なつみさんは、アニーとは時に信頼、時に友情、
    しかし、ヘレンとの親密さへの嫉妬が入り混じっている。
    他に、私がよくお見かけするのが、武藤晃子さん。
    実に器用で明るくてさばけているけれど真面目な
    一面が毎回感じられる素敵な女優さんです。
    今回は子供役で盛りたててました。今後もチェックします!
    そして、忘れてはいけないのが、ベルを演じたすみれ。

    ラブラドールレトリバー=犬ですが、子供たちと
    最初に舞台を綱なしで走って横切ったのにはびっくり。
    よく調教されてるんですね。
    後のほうの、おとなしくしゃがんでるシーンでは
    2,3回起き上がって歩いて行きそうになって
    杏ちゃんに押さえつけられてましたが。

    さて、2列目右端の席だったので、井戸の真ん前でした。
    井戸の下は格子になっていて、普通に水を出すときは
    はねないようにできていますが、例のシーンでは
    ウォーターが跳ねてきそうで迫力満点でした!

    「ファイティング」の担当スタッフがいて、
    殺陣のように指導している。
    確かに暴れるヘレンを抑えるアニーの戦いには
    必要かもしれない。

    アクロバティックなアクションは、側転がうまかったり、
    ときにコミカルだったりして笑いを誘いますが、
    ちょっとあざといかも?
    でも子供には受けていたからいいかな。

    どこまでシリアスにするか、どこまで丸く収めるか、
    障害者の表現にも気を使うだろうし、
    気を遣いすぎてもいけないだろうし、
    変にシニカルに作るわけにもいかない。
    子供も観ることも考えないわけにはいかないでしょうし、
    結局今回のように、いろいろ作り込みすぎずに、
    ストレートに表現したのが正しかったと思いました。

  • 満足度★★★★

    前と比較すると。。
    前回、田畑智子+石原さとみ版で観ましたが、
    それと比較すると、作品全般にわたり
    サリヴァン役(今回鈴木杏)に比重が大きく傾いてましたね。
    ヘレンが脇役と思えなくもないくらいに。
    演出上、構成上のこともあるので何とも言えませんが。

    鈴木杏の存在感が突出していたのもあるでしょうけれど。

    ヘレン役ですが、前回とと比べると、今回は迫力に欠けてた様な印象が
    どうしても残ってしまっています。
    まぁ、鈴木杏との力量差とも考えられなくもないですが・・・


    あと、ヘレンの両親役ですが、
    もう少し"南部"の雰囲気を作ってもらっていても良かったのでは?
    ちょっと肩透かし食らった感が。。


    で、時間構成ですが、長過ぎ。
    休憩1回にしてトータル2.5時間になれば
    バランスとれたと思うんですがね。
    休憩2回、3.5時間は長い。

  • 満足度★★★★

    感動しました!
    このチラシ損してます!!

    舞台上のヘレンはもっと可愛い。

    ネタバレBOX

    物に名前があることを理解する、その一歩が重要で、それを達成したときはやはり感動しました。

    影絵は不要です。
  • 満足度★★★★★

    犬まで名演技でした
    今まで何回となく上演されたのに、何故か今回が初見。
    名舞台だと聞いていたのに、行かなかったのは、きっと役者さんの演技が想定できたからかなと自己分析。
    今回は、予想できない新鮮な配役だったから、観たい衝動が湧いて、行ってみました。

    あんなに長時間の芝居とは思っていなかったから、ちょっと意外でしたが、その割には全然長さを感じさせられなかったし、最後の場面は百も承知にも関わらず、やっぱり、目がウルウル!
    他を観ていないから、比較できないけれど、もしかしたら、この二人、ベストキャストなのでは?
    健気なワンちゃんの名演にも、感涙でした。

    最初のヘレンの発病場面やサリバンの盲学校の場面等は、なくてもよいのではと思いましたが、とにかく若い二人の体当たり演技が清々しくて、これからも、ずっと上演し続けてほしい作品だなと、強く思いました。

  • 満足度★★★★

    役者の力を感じました
    気になる点がいろいろあったものの、ラストシーンの役者の演技がそれらを吹き飛ばしてくれました。

    「感動させにくる」とわかっているのに感動させられる。
    あれは完全に演出とかよりも役者の力だと思います。

  • 満足度★★★★

    3時間やるとは思わなかった
    主役のヘレンが、これでもかって位によく動いていました。

    ネタバレBOX

    と弟子が申しておりました。でんぐり返しや、椅子倒し。それにちゃんと本物の水が出る舞台装置に感動したそうです。

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