満足度★★★★
読書のイメージ通り
子供の頃、夜寝られなくなるのをわかっていながら、夢中で読みふけった小泉八雲の怪談話。
自分が昔からイメージ世界を膨らませていたから、すんなり受け容れられるかと不安でしたが、さすが前川さん、お見事でした。
まさに、幼い頃、読書の後に見た悪夢の世界そのものが、舞台上に現出していて、驚きました。
いつもは、そのアクの強さが出すぎるところもある池田さんが、この舞台では、重要なキーパーソンの役割でした。池田さんが出演されていなかったら、ここまで面白くならなかったかも。小松さんとのコンビネーションも抜群でした。芸達者な、脇役陣に助けられ、仲村さんも、小泉八雲と前川さんの世界感を精一杯演じていて好感が持てました。
ただ、仲村さん、粘着質な恋心の受け手としての演技が、今ひとつ表層的だったのが残念でした。
セット、照明、音響等、スタッフ技術が群を抜いていて、物語以上に、視覚と聴覚に訴える、迫真の舞台でした。
満足度★★★★★
抜群!
これは素敵な舞台でした。とにかく池田さんと小松さんが抜群というか、この二人なしでは・・・という舞台だったと思います。もちろん他のキャストも素晴らしかったです。観てよかった。仲村さんの「斬られたいのかニャ」は可笑しかったな~
満足度★★★★★
夏はやっぱりこわ~い話."牡丹灯籠"小泉八雲"怪談"を前川流に巧みに再構築.少し切ない.
舞台も夏はやっぱり、こわ~い話。
小泉八雲の再話(伝承民話を書きなおした話)「怪談」
からの5編、「常識」「破られた約束」「茶碗の中」
「お貞の話」そして「宿世の恋」は「牡丹灯籠」を
巧みに再構築。
山奥の旅館で「怪談話」を始める3人の男と仲居さん。
語られるその話と、現在起きていた事件が、いつしか
クロスオーバーしながら同時に進行していき、
クライマックスを迎える展開が見事で引き込まれます。
作・演出は、現代に起きる不思議な話が特色の
「劇団イキウメ」の前川さん。
そして脇を固める四名の役者さんもイキウメメンバー。
伊勢佳世さんもメンバーになったんですね。
劇団外のベテラン俳優の方々を迎え、新鮮な雰囲気。
全体は怖い話でも途中までは結構笑いを交えてあり、
池田さんは余裕のアドリブ、応える仲村さん、小松さん
もおかしい。
イキウメの良さも残しつつ、
いつものイキウメ劇団公演とは違う豊かさ、
余裕や深みがでて、また、シアタートラムの
小さいながらも横に広く、見下ろされる舞台の
良さも感じました。
役者さんたちの演技のやり取りを楽しみつつ、
笑いながら徐々に怖く、しかし切ない、
面白いお芝居でした。
満足度★★★★★
観て良かった
観劇予定が立たず、チケット取れずに諦めていましたが、休み取れたので直前チケット譲ってもらい観劇してきました。
怖さも十分に味わい、成志さん、小松さんらしい笑いも楽しめ、やっぱり観といて良かった!!
パブリックシアター、いい作品続いてますね!
大満足
高校生の頃に小泉八雲を読みふけっていた時期があったことも手伝って、ものすごーく期待して劇場へ・・。
期待以上の作品でした。
良い意味で沢山の人が楽しめる作品。
間口が広くて、でも奥も底もちゃんと深いという素晴らしい作品でした。
怖さの種類も、グロさやエグさじゃない、ゾクッと涼しくなる心地良い怖さで、オリジナル作品でありながら、ちゃんと原作の良さも引き出されていたところにも好感。
満足度★★★★★
ビビりながら爆笑する幸せ
めっっっちゃくちゃ面白かったあああああああああ!
興奮しっぱなしの120分!
次の怪談話は何なの何なの?って怖いもの見たさで怯えながらも、見逃すまいと舞台を凝視しておりました。
毎夏のレパートリーにしてくれたら嬉しいような企画!
正直暗転の度に、なんか起こるのではなかろうかと鳥肌たってビビってました。日本の涼ですね。
しかも役者さんも良い☆成志さん小松さんは予想をはるかに超えて怪談話に拍車をかけてたし、笑えましたぁ。あとは全部で10人いないくらいの役者さん皆さんの所作が統一されていて、観ていて、気持良かった。
こんだけ面白い舞台を観た後のお酒の席は弾みます。間違いありません。2週間強の公演期間じゃ勿体ない。どんどん人に薦めたい、そんな奇ッ怪な120分でした。
満足度★★★★
良いですね!
個人的な話で、好きな芸人の方として、
既に引退した上岡龍太郎が
「笑かす芸ありゃ泣く芸、怒る芸もあり」などと
コメントしていたことがありましたが、
同様の表現をすれば
感動させる演劇、涙させる演劇あれば、恐怖に怯えさせる演劇、
背筋を凍らせる演劇もある、というところでしょうか。
出演しているメンバの演技は良いし、暗転の間も良い。
演出、構成も良いですね。
いやぁ、なかなか良い舞台です。
満足度★★★★★
喜怒哀楽謎
オムニバス形式がゆっくりつながっていく脚本の妙は流石!
日本古来の怖さと、シュールな怖さにサスベンス、友達は怖くて泣いてました。
でも怖いだけじゃなく、大笑いし、泣いてしまう。
キレイに収束したように見えて 残るたくさんの謎が より怖い。
茶碗 の話と 最後の時系列を誰か説明してくれー
役者陣が正統派にかっこよい中村さん 流石の池田さん すっと入ってくる小松さん そして脇の固める方々も素晴らしく 隙がありません。
もう一回見たい&DVDも欲しいです。
満足度★★★★★
思いのほか
たくさん笑いました!!怖いのに。
なんて素敵なバランス。
脚本も素晴らしいですが、やはり池田さん、小松さんをはじめ
ベテラン勢による所が大きいような。
楽しませてもらいました!面白かった~。
満足度★★★★
さすがですっ!
七夕の夜にとっておきの怪談を楽しませていただきました。音や光の効果で客席から声が上がるほど。池田成志さんと小松和重さんのゆるゆるコンビはすばらしいです。
サモアリ小松さんが
好きすぎてしょうがありません。
作品は面白かったです。トラムを生かした装置も素晴らしく。
それにしてもやはり小松さんが僕は大好きでしゅうがないです。
バカの子みたいな感想ですいません。