満足度★★★★
前半はコミカルで後半はあたたかい
「閻魔庁」へ連れられる途中で迷ってしまった「はぐれ魂」の案内所を中心に描いたファンタジックコメディ。
終盤で小川(岡部光祐)が妻(菅川裕子)に会うシーン(「遺した想いを相手に伝える」パターンってσ(^-^) の最大の弱点かも)を筆頭に後半はほのぼのとしたあたたかさが満載。
戦没して天国行きが確定していながらも特例的に会いたい相手を待ち続けることを許されている大島(成田沙織)の相手が篠崎(大見遥)の祖父だったというのも巧い。
この、前半はコミカルで後半はあたたかいという切り返し・対比が鮮やか。