満足度★★★★★
ドキドキする構成
人形の家、ブラン、野鴨、ヘッダガブラー。
かなりうまい流れだったと思います。この中にブランが入ってるところが疑問に思わなくもないが…。
それぞれ手法が違ってとても楽しかった。
人形の家は見事に現代版になっていた。
ブランはコメディーを交えつつ、コロスたちは様式的だったりした。
声は聞き取りにくかったが、感情としては一番の飛躍が見られた。
野鴨はあまり全部を語らず、スリリングだった。群衆はコンテンポラリーを思わせる動きでドキドキを煽る。
ヘッダガブラーはストレートにと描いていた。赤い照明が印象深い。
暗転中の音楽がとてもよかった。観たい気持ちを高め、飽きさせない。
人間生きていかねばならないということをうまく、構成で見事に伝えてくれた。
満足度★★★★
やや難解な部分もあるが
当日券でいきました。
知らない話もありましたが、観ってよかった。
逆に原作が気になってしまいました。
きっと舞台とはまったく違うものなんだろうなと思うくらい、舞台の方はリズミカルで、パフォーマンス性にとんでいたような気がします。
イプセンの物語のその後の展開を思わせるような演出・台本が素晴らしかった。
ただ原作を知っていればもっと楽しめたかなと思いました。