実演鑑賞
SCOOL(東京都)
2022/04/22 (金) ~ 2022/04/24 (日) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
https://scool.jp/event/20220422/
期間 | 2022/04/22 (金) ~ 2022/04/24 (日) |
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劇場 | SCOOL |
出演 | 石川朝日、赤松あゆ、MARUOHRE |
脚本 | 三野新 |
演出 | 楊いくみ |
料金(1枚あたり) |
500円 ~ 3,000円 【発売日】2022/03/23 【入場料】 パフォーマンス+トーク+展示:各日 3,000円 展示のみ:各日 500円 _ 【オンライン配信(パフォーマンス+トーク)】 トーク各回につき 1,500円 *パフォーマンス|録画映像を後日配信(全て共通) *トーク|各回の生配信、アーカイブ配信 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | 上演: 4月22日(金) 18時〜 4月23日(土) 17時〜 4月24日(日) 15時〜 *上演時間予定 30分 |
説明 | 写真家/舞台作家の三野新が、いぬのせなか座と協働し2021年6月に刊行した、自身初となる写真集『クバへ/クバから』。その刊行を記念して、上演化プロジェクト(パフォーマンス/展示)と連続トークイベントを行う。 _上演化プロジェクトで演出を担当するのは、パフォーマンスやインスタレーションを絵画的かつ演劇的な手法でジャンル横断的に制作する、楊いくみ。『クバへ/クバから』において展開された「東京と沖縄のあいだの歴史的かつ地政学的な距離の遠さと人同士の距離の遠さの重ね合わせ」をめぐる思考と制作の痕跡が、さらに新たにそれと別の距離を持つだろう楊に手渡されていく。 _一方、連続トークイベントでは、『クバへ/クバから』にまつわる広範かつ深化を伴うセッションが多数のゲストを迎えつつ毎夜開催されていく。それぞれを貫くテーマとなるのは、読者や鑑賞者への『クバへ/クバから』の【「引き渡し」の儀式】である。作品に内在したものが現実に「上演化」されるための方向性は、各個人の未来へと同時に引き継がれていくことを意図している。 _初日のトークゲストである平倉圭(芸術理論)とは、言葉だけではなく写真イメージやドローイングなどの「かたち」を介した「戯曲」である本作の特徴を反映した視覚言語的トークセッションを行う。登壇者である3人が実際のヴィジュアルを別々のやり方で具体的に検討しながら、「かたち」によって思考されるプロセスと新しい表現のあり方について議論を進めていく。 _二日目は、『クバへ/クバから』制作プロジェクトに「伴走者」として関わり、同書の栞=小冊子に文章も寄せた佐々木敦(思考家)とともに、「『クバへ/クバから』とはなんだった/なんなのか」について、初めて触れる読者や関心者向けの解題的なトークを行う。すでに『クバへ/クバから』を読み終えた人にとっても、以前から知っているがいまいち取っ掛かりが得られていないという人にとっても、より深くまで入っていくための手がかりとなるトークセッションである。 _最終日の三日目は、同じく本作の「伴走者」である小田原のどか(彫刻家・彫刻研究・版元運営)を迎え、上演化プロジェクトで演出を担当する楊いくみと出演者を交えたトークセッションを行う。「戯曲」として書かれたもの/構成されたものが現実に上演された作品となるためのプロセスをめぐる原理的な話を中心に、今回の上演における楊と出演者たちの試行錯誤を共有しながら今後の更なる創造/想像へと思考の射程を広げていく。 _以上のようなトークならびに上演化プロジェクトを、同じ場で、刊行から10ヶ月弱を経たいまだからこそ可能なやり方でもって実施する。今回のイベントを通じて、『クバへ/クバから』が帯びていた可能性をより広く、より高密度に読者/鑑賞者へと開いていきたい。作品に内在するものが現実に「上演化」されるための手段や方向性の模索は、作品を使用する各個人の未来へと同時に引き継がれていくはずだ。 |
その他注意事項 | |
スタッフ | 作:三野新 演出:楊いくみ 出演:石川朝日、赤松あゆ、MARU OHRE 編集・デザイン:山本浩貴(いぬのせなか座) 制作協力:武田侑子 |
チケット取扱い
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_上演化プロジェクトで演出を担当するのは、パフォーマンスやインスタレーションを絵画的...
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