満足度★★★★
連作に単品としての個性も加えて
3編オムニバスで第1話が後の2話につながっている構造、2編目は1編目と併行しており3編目は1・2編目のかなり後という構成が面白いのみならず、大笑い系コメディの1編目、「幸福の王子」をそうアレンジしますか、な2編目、「それまでのものとどう繋がるんだ?」な二人芝居の3編目とそれぞれ趣きを異にしており、単品としての個性も持ち合わせているのが巧い。
また、第3話にチラリと幸福論っぽいものが出てくるのも上手い。
隣の席の“幸福”
※お手伝いで観させていただいたので★つけてません
タイトルのイメージで
分かりやすい「幸福」が明示されるのかと思いきや
全ては水面下で進んでいく…
のですが、3episodeで1作品なので
各話の長さ?テンポ?にもう少しメリハリが
あった方が集中して観られた気がする
episodeⅢの女優さん二人の距離感、
徐々に掘り出されていくストーリーは
派手ではないけど、丁寧な緊迫感があって魅せられた
満足度★
乏
チラシの文句に興味をそそられて見ました。
1話目はくどく、2話目は乱暴で、3話でわずかに持ち直した感があるけれども、既に興味を削がれていて手遅れでした。
人物に魅力がないのはきついです。
『一杯のかけそば』の話に違和感を感じるなら、尚更おすすめしません。
満足度★★★★★
いつもながら巧い
3話構成で、2人ずつ4組の物語が巧みに交錯する。トリッキーな仕掛けが終盤で収束する劇作に特徴がある大根の脚本だが、今回は、一つ一つの物語は正統な会話劇として作ろうとしているように見える。それでいて、3話の絡み合いが巧みな全体の物語を構成しているのは、いつものながらの巧さを感じる。西尾早智子vs倉田知美の3話の迫力が凄い。