バイオリン
東京イボンヌは、今回で2作品目の観劇。
バイオリンの生演奏は、素晴らしかったです。
前作も恋愛のシチュエーションが、不倫だったりちょっと非日常的な部分があって、興味深かったんですけど、今回も血が繋がっていない兄妹の関係だったり、ちょっと変わったシチュエーションが、どうなって行くんだろう?と、気になってストーリーに引き込まれていく感じでした。
秋定さんは、やっぱり存在感ありますね。華があるし、声も好きでした。
あと、山口さんの存在も良い感じで絡んでいて、ラストでスッキリ気持ち良くなれて良かったです。一途なところが、山口さんが持つ雰囲気に合っていたと思います。
杉山さんのキャラクタも、よくこんな人いるよなぁって思いながら観てました。すごいハマり役みたいで、杉山さんを他の舞台で観ても、今回の印象が残ってしまいそうです。
一つ気になっていたのがバイオリンの演奏が素晴らしいあまりに、芝居から気持ちが離れる(秋定さんが演奏しているシーンが思い浮かばない)感じがしました。一度でも最初に秋定さんがバイオリンを持つシーンがあっても良かったかなぁ?
また次回の作品も楽しみです。
満足度★★★
瀬戸内ことばの優しい語感
尾道近くの島でかつて喫茶店を開いていた兄妹の妹(嫁ぎ先の東京で夭逝)の忘れ形見である娘が島を訪れたことで起こる小さな波紋を22年以上前の回想も交え、起承転結がハッキリした1つの物語というよりはスケッチ集のようなオモムキで見せ、詩的で優しい感じ。
一件落着メデタシメデタシではなく、「もしもあの時ああしていたら…」な兄や自分を身籠っていたために癌治療を受けられず母が亡くなったことがコンプレックスとなっている娘など、あちこちホロ苦さだらけ(笑)なのに後味が悪くないのは台詞の大半をしめる瀬戸内ことば(尾道ことば?)の優しい語感ゆえか?
啄木の歌ではないけれど、そしてσ(^-^) は中国地方で暮らしたことはないけれど、懐かしいような感覚。
また、ヴァイオリンの生演奏も優しさを引き立てていたか?
あと、前半では島の様子、後半では花火などを見せた映像も効果的。
満足度★★★★★
かなり心地よかったです。
大人なストーリーですが
とてもわかり易くて良かったです。
心の声まで聞こえてきそうでした。
歴史が浅い分、気になるところは
ありますが
アングラと思われやすい演劇の中で
一般のお客様を意識した?
ストーリーと演出はかなり高評価でした。
バイオリンも凄くいい☆
誰でも誘って観に行ける感じです。
満足度★
融合していない
台詞に違和感があったこと、またドラマとしての粗が多すぎることやぶつ切りのシーンの連続だったこともあり、集中できませんでした。さらに演出としての狙いも浅はかだと感じてしまいました。
これでは、どんな素敵な音楽をかけても劇場の雰囲気を心地よいものにはできないのではないでしょうか。
ホームページのような雰囲気を想像して行っただけに、とても残念でした。
満足度★★★★
しまった!涙腺閉め忘れた!!
いかったねぇ~なまってるねぇ~ぐるぐるらせんだねぇ~交じあわないんだねぇ~空間がねぇ~旋律がながれてくるのよぉ~
これが初日ということは、まだまだ観ることができる!ということで、楽しみにしています。