東都灯綺譚 公演情報 東都灯綺譚」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
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  • 満足度★★★★

    時代選択がなかなか絶妙
    今回は明治初期が舞台と言うことで、どのような物語を、どのような殺陣を見せてくれるか楽しみでしたが、面白かったです。

    ネタバレBOX

    物語は、幕末に活躍した女暗殺者を中心として、ある者は復讐のため、あるものは記者の誇りを賭け、また新たな武士の世界を作ろうとしたり、薩長の力を削ごうとしたり、古きものを滅ぼそうとしたりと、いろいろな考え・思惑が入り組んで、次はどうなるんだろう次はどうなるんだろうとワクワクしながら観させてもらい、楽しませてもらいました。

    また、殺陣も時代的にどうかなと思ってましたが、選んだ時代がなかなか絶妙で、剣での殺陣があっても不思議ではなく、また殺陣もハラハラドキドキ見応え十分でした。
    特に、さえ(加藤智彩)がかな(三浦久枝)を逃す場面なんて、迫力ある殺陣にプラスして、身を盾にしてかなを逃そうとするのは、もうよすぎです。
    (後、無表情での踊りもナイスでしたがww)

    ただ、女暗殺者の未紅(松尾美香)がいた十六夜衆、警察組織と組んだりしたようなニュアンスはあったが、とくに場面は明示されてなかったし、十六夜衆として物語上の必要性も特に見えなかったので、元十六夜衆の仲間ぐらいでよかったかも。

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