満足度★★★
バランス…
短編4本の上演ということで、相互がどういうコンセプトで影響し合い高めあっているのかに注目しましたが…その点は、「月の見える場所」というタイトルと、月が三日月から満月へと満ちてゆく唯一の背景セットという、いわば外的な点に委ねてしまっている感があり、少なくとも一度観ただけでは内容からは総体的なメッセージが読み取りきれませんでした。
独立したものとして観れば面白いものもありましたが、観劇前の期待(勝手ですが)とはズレがあったのが残念です。
満足度★★★★
いやぁ危なかった・・・。
最初はなんだか不自然な会話の単調な流れの身の無いストーリーでどうなることかと・・・。
が・・・意外なことに次第にその会話の流れに慣れていき、というか、むしろどんどん引き込まれ、そして最後の四本目にはすっかり入り込んでさわやかな気持ちで観終わることができた。