満足度★★★★★
私たち死んだものが目覚めたら
現在の嫁さんより、昔の彼女のほうがいいみたいな解釈でよろしいのかしら?主題はそんなもんでしょうけど、よくもまあそんなことで1時間20分もねえ。昔の人ってヒマだったからイマジネーションが凄かったんでしょうね。一言で言い表して「昔の彼女のほうが良い」ってそんな単純なもんでもないけど。。
ビジュアル面は凄くいい。というよりそこはとても感動した。
コストパフォーマンストーク?とやらは結構普通なんですか?演出家さん、評論家さんの意見、客席の意見とか、なんか裏側覗くみたいですこし残念でしたね。聞かなきゃよかったけども。観客のひとも「キリスト観でいえば云々」とか「役者力が云々」とか、評論家ばっかでね。
なんか今食べたものを、一斉に「辛い」とか「不味い」とか聞きたくないかなあ。
劇そのものはとってもシンプルですし観て良かったです。
満足度★★★
イプセン最晩年作。
ク・ナウカ、山の手事情社の主力が名古屋で見られる。
川渕優子さん確かにいい。ありもしない彫刻の細部で争う場面最高におかしい。
ただ前世紀初頭の劇が骨董品なのは否めない。今では通用しない社会の枠組み像だし。
近代人の苦悩云々は歯切れが悪すぎる。