私たち死んだものが目覚めたら 公演情報 私たち死んだものが目覚めたら」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-4件 / 4件中
  • 力強く滑らかな台詞
    途中から目を閉じ
    台詞に集中していました

    その台詞のみで
    情景が浮ぶような力強さと滑らかさ…

    技量に感服

  • 満足度★★★★★

    私たち死んだものが目覚めたら
    現在の嫁さんより、昔の彼女のほうがいいみたいな解釈でよろしいのかしら?主題はそんなもんでしょうけど、よくもまあそんなことで1時間20分もねえ。昔の人ってヒマだったからイマジネーションが凄かったんでしょうね。一言で言い表して「昔の彼女のほうが良い」ってそんな単純なもんでもないけど。。
    ビジュアル面は凄くいい。というよりそこはとても感動した。
    コストパフォーマンストーク?とやらは結構普通なんですか?演出家さん、評論家さんの意見、客席の意見とか、なんか裏側覗くみたいですこし残念でしたね。聞かなきゃよかったけども。観客のひとも「キリスト観でいえば云々」とか「役者力が云々」とか、評論家ばっかでね。
    なんか今食べたものを、一斉に「辛い」とか「不味い」とか聞きたくないかなあ。
    劇そのものはとってもシンプルですし観て良かったです。

  • 満足度★★★

    イプセン最晩年作。
    ク・ナウカ、山の手事情社の主力が名古屋で見られる。
    川渕優子さん確かにいい。ありもしない彫刻の細部で争う場面最高におかしい。
    ただ前世紀初頭の劇が骨董品なのは否めない。今では通用しない社会の枠組み像だし。
    近代人の苦悩云々は歯切れが悪すぎる。

  • 満足度★★★★

    緊張感に溢れた舞台
    なかなかと息を呑む。音を立てるのに気が引ける。
    なので、、、疲れる。

    ネタバレBOX

    語り手が、状況描写を語り、場面を説明する。
    言葉としてしか受け止められず、、、
    最初は見えていた風景が会話と共に揺らぎ消えて、白い檻の中に囚われているかのように感じた。
    役者さんは皆さん達者。教授役は存在感があって・・・
    逆にありすぎて、生きながら死んでいるような影の薄さが感じられない。
    野蛮なナマの生と、生ける屍と、無邪気な生との距離感としては、ちと力強過ぎる存在感。
    せめて、創造の宝箱のカギを持っていってしまった人と会うまではもう少し影が薄くあって欲しい気がする。
    尼僧看護人の動きが能のような、スロー再生しているような、沈黙の芝居。
    不気味な影、死神、暗黒の心理、付きまとう諸々の不安を表してて妙。
    歌、舞台上の時は不安定・・・
    でも、遠景で闇に溶け込むように歌った時は、語尾が儚げでよかった。

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