満足度★★★★★
何故に泣けるのだろう
千秋楽を外して初日より観劇して来ました。
前回の「雪のひとひら」を観たインパクトがとても心にとまり今回の
「変身」もワクワクしながらの観劇。。。
何を大がかりな仕掛けや道具などは無く本当にシンプルなごく僅かな
物を使うだけなのだが、そこから創り出されるイマジネーションの世界が
とても素晴らしい!
ストーリーはご存知の通りですがその一行一行に俳優さん達の
気持ちの入れ方、表現の仕方を精一杯観る事が出来る舞台でした
しかも演じ側と観客側との一体感の為「敷居」が感じられない、
素晴らしい事です。
ストーリーの後半は人の在り方に再度考えさせられる、そんな雰囲気の
中クライマックスへ。
舞台上の皆さんの演技から表現させられるメッセージに自然と心から
熱く込み上げる感を押さえきれない程の舞台でした。
前回、今回と観劇させて頂きましたがこれからの益々素晴らしい舞台を
観劇出来る事が今から楽しみで止みません
とても素敵でした、そして素敵な時間を創り上げて下さった皆様に感謝
致します。。
満足度★★★★★
ケセラセラ
初日と千秋楽の昼の部の2回観ました。
カフカの不条理な世界をどう解釈してどう創るのか、とても興味がありました。
1回目、何故ケセラセラなのか、ピンと来なかったのですが、2回目を観ているときに気が付きました。もともとわかりにくい(わからなくてもいい)テーマのストーリーに、こんなポジティブな解釈、見事です。
パフォーマンスは素晴らしかったです。キャストのみなさんはもとより、照明、音響などすべてにおいて一糸乱れぬパフォーマンスに、この舞台に賭ける真摯な情熱と愛情を感じ、痺れるような感動を味わいました。
本当にすばらしい舞台を見せていただきました。
20090502S
初見の劇団。
遊園地のようなわくわく感に溢れている。
スタイリッシュさと素朴さとが同居する、不思議な温かさを感じた。
良い意味で、非常に健康的な芝居。
原作の味わいもちゃんと伝わって来る・・。
個人的には、より客席が一体感を味わえるような、フラットなスタジオでの挟み舞台や、ブラックボックス型の小劇場空間でも見てみたいと思った・・。
満足度★★★★★
キラキラしている
原作の不条理な世界観をとてもわかりやすく描いている舞台。
別の劇団のストレートプレイの「変身」も拝見しているが、それとば全く異なるテイスト。
パフォーマンス色がとても強く、あっという間に世界観に引きずり込まれる。
それが心地良い。
内容とは別に、出演者やスタッフのチームワークの良さが舞台に溢れているように感じた。それもまた心地良い。
GWにオススメの一本。
満足度★★★★★
とても ショックでした・・・。
とても ショックでした・・・。いいとか悪いとか そんな判断の前に 頭が真っ白になりました。
モーメンツの目指すもの・・・それは 1. 空間 2. ライブ表現 3. 変化、変形(オブジェクトシアター) とのこと。これだけでは わかりませんでしたが、一度見ると ”なるほど”と実感してしまいます。
これまで 僕もエンターテイメントの世界で働いてきましたが、その小ささに反省させられました。一度見てみることに損はありません。是非とも見てみてください!
舞台に興味のない人ほど見てもらいたい作品です。新しい世界が開かれるかもしれません。