vol.24
vol.24
実演鑑賞
吉祥寺シアター(東京都)
2009/11/07 (土) ~ 2009/11/15 (日) 公演終了
休演日:11月11日
上演時間:
公式サイト:
http://www.hotchkiss.jp/next.html
今度は大舞台 前回の「アルバトロス」がやたらおもしろかったので 「いろは」テイストじゃない方が望ましいのですが‥ とにかく加藤さんと小玉さんを観れれば文句なしです。
期待度♪♪♪
0 2009/11/14 10:01
期間 | 2009/11/07 (土) ~ 2009/11/15 (日) |
---|---|
劇場 | 吉祥寺シアター |
出演 | 加藤敦、橋本哲臣、小玉久仁子、山崎雅志、村上直子、齊藤美和子、江本和広、山本洋輔、玉置玲央(柿喰う客)、武田真由美、川村紗也(劇団競泳水着)、松本理史(ぷろだくしょんバオバブ)、山田隆史、涌井友子、斎藤篤史、猪股和磨 |
脚本 | 米山和仁 |
演出 | 米山和仁 |
料金(1枚あたり) |
2,500円 ~ 3,500円 【発売日】2009/10/03 指定席 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | |
説明 | いらないなんて 誰が決めた!! 人件費カット!光熱費カット!接待費カット! 不況の裏で暗躍する プロのコストカッター 宮本。 いらない烙印を押し続ける彼女が、 ひょんなことから、ひきうけたミッションとは・・・。 ホチキス最新作は、キャストも会場もスケールアップ。 爆弾のような人間賛歌をお楽しみください。 ホチキスvol.24 『いらない里』 この作品についての作者の意気込み 私は自分の「いなか」が嫌いだった。中途半端なところが嫌いだった。 岐阜県の中にある大きくも小さくもない普通の街。ある程度人口がいて、ほしい物も大体揃い、テレビのチャンネル数が少ないなんてこともない。 夏はそこそこ暑く、冬はほどほどに寒い。 新幹線の駅はあるが、そこからの移動はすこぶる不便。 海がない。 山はあるが、遭難するほどではない。 水がうまい。でも有名な温泉はない。 正月、帰省するために飛行機に乗ることもなく、盆休み、ふるさとで大自然と戯れ、真っ黒に日焼けすることもない。 せめて海なり、山なり、うまいものなり、渋滞を覚悟してでも行く何かが欲しかった。 しかし、先日カレーを食べていた時、その考えを大きく変えるあるエピソードを思い出した。私が初めて東京に行った、十歳の春の出来事である。 春休み。母が何を思ったかバスツアーで東京に行こうと言い出した。 バスから東京タワーを眺め、ディズニーランドで一日遊び、夜は新宿の高層ビル街にあるホテルに宿泊するという。これでもかの東京ツアーであった。 「やっぱ東京はちがうな。」 完全に「都会」に打ちのめされていたその日の夜、事件は起こった。 夕食が各自自由であったので、母は私と姉二人を連れ、街にくり出した。だが、ホテルが建つ場所は新宿の西口。オフィスビルと飲み屋しかなく、とても子供を連れた家族が食事できる店など、見つけられるわけがなかった。ついにはガード下の怪しい飲み屋が連なるいわゆる「しょんべん横丁」にまで入り込んでしまう。慣れない都会に旅の疲れが重なり、家族の疲労はピークに達していた。 そんな家族を救ったのは、一軒のカレー屋「CoCo壱番屋」だった。 私の実家から歩いて数分のところにもあるココイチが東京にあったことに感動し、なんだか東京に勝った気がして、自分の「いなか」を誇りに思ったのだ。今にして思えば、全国チェーンを展開するココイチがすごいのであって、「いなか」は何もしていない。しかし、行動範囲の狭い十歳の少年にとって、自分の周りにあるものが世界の標準。あの時確かに私の中で自分の「いなか」が、大都会東京に一矢報いたのだ。「いなか」が悪いんじゃない、私が悪かったのだ。もう一度素直な気持ちになって「いなか」を見直してみよう。きっと何か新しい発見があるはずだ。きっと。たぶん。もしかしたら。 そんな事を思いながら書いたお話。 ホチキス代表 米山 和仁 |
その他注意事項 | 未就学児童入場不可 |
スタッフ | 舞台監督:中西 隆雄 演出助手:棚瀬 巧 (至福団) 演出補佐:阿河 千鶴 相談役:船戸 健太郎 照明:棚橋 悦子(株)A.S.G 音響: 田島 誠治(Sound Gimmick) 美術:伊東 龍彦 映像:上條 大輔 作曲:喜多形 寛丈 衣装:有藤 加奈子・谷野 留美子 カバーイラスト:小玉 久仁子 宣伝美術:辻井 宏之(CPU) 制作:藤田 真以・山崎 雅志 制作協力:一ツ橋 美和 協力 柿喰う客 劇団競泳水着 ぷろだくしょんバオバブ 企画・製作:ホチキス |
チケット取扱い
この公演に携わっているメンバー5
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