満足度★★★
好き嫌いが分かれるかも
絵本作家である主人公・かなえが、痛飲した夜に自分を知っているらしい謎の男に導かれて不思議な世界に迷い込み…という物語、「不思議の国のアリス」を想起させる前半はともかく、自身の過去に遡る(記憶の内部に入り込む?)あたり以降は「いろは坂」並みに左右に揺れると言おうか、一旦「あ、そっち系なのね…」と思ったらまた別方向に振(not「触」)れていたりして油断ならない。(笑)
それはあたかも、甘い・辛い・酸っぱいなどいろいろな調味料で味付けされたエスニック料理の如く、様々な味が微妙に影響しあって「一言では言い表せない複雑な味」に仕上がった感じ。好き嫌いが分かれるかも。
満足度★★★
雰囲気作りがよかったです
開演までの雰囲気作り(効果音など)が、観る側の気持ちを高めてくれて、そういう気遣いに好感が持てます。
欲を言えば、受付の方がコスプレをしているとか、チケットに手描きイラストが載っているなどしていたら、さらにもう一段二段、上を行っていたかなと。
初観劇者向けに、チケット料金を安く設定しているのは、非常にありがたいです。