満足度★★★★
初演と優劣つけ難し
07年7月の第2回公演作品の再演で、今回は中山座長による演出。
人体内の細胞たちを擬人化するという突拍子もない発想が楽しいのは前回同様ながら、今回は舞台が広くなったことで舞台後方を一段高くして立体的に見せるように変わった他、右脳と左脳それぞれに背の高い役者を1人ずつ配して、この2人の演技がアツ苦しいことといったら!(笑)←もちろんイイ意味で
また、大きな違いは夏生が文字通り「闘病」するシーンがなくなりその代わりに善と悪の「カシラ」による殺陣が入ったこと。
今回の方が統一がとれて説得力がある一方で、破天荒さ(笑)に欠ける気もして、一長一短ってところか?(=優劣つけ難し)
あと、ここの特色であるところの出演者それぞれの「名乗り」がいつもながらイイ。