苛々する大人の絵本(公演終了) 公演情報 苛々する大人の絵本(公演終了)」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
1-9件 / 9件中
  • 満足度★★★★★

    タニノ氏の美意識にやられた!
    冷静に考えるととてもくだらないお話なのに、
    観客の集中力を鷲摑みにする表現まで高めているのが何とも凄い!

  • 満足度★★★★

    大人の笑い
    オバカなことを超マジメに!
    大人のための笑い、がわかり易い表現で
    私シモネタ、結構好きなんですよ。
    シモネタかましつつも、
    大変愛くるしい役者さんたちに魅了されました。

    公演後セットをじっくりみれる機会を作って頂いて
    じっくり
    写メもとりつつ観察。
    凄くえらいこっちゃでした。

  • 満足度★★★

    判断が難しい
    とにかく、変わった体験をしたいなら見てもいいはず!
    内容は、これ以上長かったらキツイなあ、という感じ。

  • 満足度★★★★★

    傑作!
    青山のマンションの1室で行われた公演。昨年の初演はうっかりしていたらキャンセル待ちになってしまって、待てども待てども連絡はこなかったのです。そうこうしているウチに聞こえてきた「マンション取り壊しのためはこぶねはなくなります」のニュース。ああ、2度と体験できない場所を逃しちゃったんだな、と思っていたら、不況のせいで取り壊し計画が立ち消えになったそうです。バンザイ不況!(泣笑)

    そして演目も同じく再演してくれるということで。バンザイ!

    ペニノサイトに書かれている「ご来場の際のお願い」を読み、ちょっとはやめの開場5分前についたらスタッフと思われる人しかいらっしゃらなくて、「でもスタッフじゃないかも」と弱気が発動して意味なく青山劇場の方とかうろうろしちゃった。「楽屋口」も「ウイメンズプラザ」もわからなくて。これから行かれる方、ちょうど「シェ松尾」を通り過ぎたあたりで右に渡ったあたりにいる人はペニノのスタッフさんです。

    内容については、、、じっさいに観に行ってみて下さい。。。

    濃密な1時間10分です。チケットは完売になってしまったみたいですが、未入金分のキャンセルを狙ってでも。ぜひぜひ。大傑作! (ブログより転載)

  • わかりやすくなると広がる
    初演も拝見しているのですが
    今回の方がわかりやすくなっていて
    その分余韻がやわらかく深く入り込んでくるような
    感じがしました。

    作品の世界観も秀逸ですが
    美術がやっぱりすごい・・。

    ネタバレBOX

    初演にくらべて、後半部分がずいぶんとわかりやすくなっていて
    その分、物語に内包されているあからさまな世界を
    より身近に感じることができました。

    オブジェのイメージにしても、豚さんや山羊さんからやってくる感情にしても、ましてや受験生の想いにしても、魔法のように観るものの心を共鳴させるなにかが仕組まれている・・・。

    ベースに横たわる劣情の抑制と開放に、なぜか強いリアリティを感じたり・・・。

    しばらくすると、また観たくなりそうな不思議なトーンに魅了されてしまいました。
  • 満足度★★★★

    空間を共有できた
    アトリエ「はこぶね」のあるマンションが取り壊されるのが伸びたため今年も上演されることになった作品。
    去年も見ていたのだけど、あまりに面白かったので今年は友人を連れて。
    体調が悪くて熱があったのだけど、無理して見てきました。

    狭いアトリエにぎゅうぎゅうに詰められた客席。
    30名も入ってるかどうかくらい。

    舞台の幕が開くと、そこに広がる童話のような世界が楽しい!
    演劇に物語を期待する方は見ないほうが良いし、シモネタが駄目な方も見ない方が良いです。
    逆に言うとそれらが大丈夫ならぜひお勧めです!

    ネタバレBOX

    「粉吹いちゃってるね・・・」と言っては天井から突き刺さった巨木をいじりまわす歯茎の出た黒装束の女性(妖怪?)と、地面から突き出た元気な巨木から出る白い液体をポテトサラダのようなものにかけて食べる豚の鼻の女性。

    一段高くなった舞台で、白に統一された部屋の左と右の壁それぞれに扉があって、その不思議な女性二人が出たり入ったり、食事をしたり、話をしたり。

    「私ボート屋やろうと思ってるんだ・・・」等と同じセリフを何度も繰り返すけど、セリフに特に意味があるわけでもなく、物語があるわけでもない。
    でも、この不思議な怖い童話のような世界と下世話なシモネタ満載の舞台から目が離せない!

    途中で舞台が一段高くなっていた理由がわかります。
    舞台の下にも舞台があって、ガリバーのように縛られて地面に寝かされた学生服の男性。
    上の舞台の地面から突き出た巨木は、その男性のちょうど股間の位置から生えてます。
    そして、どうやら受験生で勉強をしていたらしいこの男性の独白が延々続くのだけど、頭が悪いのでは?と思うくらい明るいというかバカっぽいというか・・・。

    そして、舞台上ではまた二匹の女性が活動を始めると、地面の下に男がいることに気づきます。

    男性が舞台上に上がってきて、歯茎を「妹」、豚を「母」と言って「食事を作ってくれ」と言い勉強をはじめます。
    この男性が歯茎の女性を見て「可愛いな・・・」というのがおかしい!

    会話も話もチグハグなやりとりが続いて、話も何もまとまりがないままに終わります。


    この舞台上に作り出された世界そのものを味わい楽しむ。
    そんな舞台です。
    ひとつひとつのネタは面白くって、クスクス笑ってしまいます。

    舞台美術が秀逸なのですが、照明の使い方が美しすぎ。
    朝、昼、夜。
    暗い小さい部屋の中なのに、それぞれをきっちりと描き分けているのは照明の力が大きいと感じました。

    ライトだけでなく、蝋燭の明りや電灯など、それぞれが美しく世界を照らしてます。

    決して子供には見せたくない、バカバカしい大人のための童話の世界。
    来年もまだこのマンションが残っていたら再演してほしいものです。
  • 満足度★★★★

    みた。
    観た事を思い出すのが楽しい。

  • 20090412
    、ン、)ノ

  • 満足度★★★★★

    夢のような世界が気持ちよい
    実際にあの世界で暮らすとしたら苛々するだろうなと思うけれど端から見てるとメルヘンチックでまったり気持ちよい。

    いろいろ深読みして遊べるのも楽しい。

    美術が秀逸。ミニチュアにして部屋に飾っておきたいかも。

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