満足度★★★★
ピアノ演奏が見れなかったのが残念!
埼玉市民劇場の会員の方にチケットをもらい埼玉会館で観劇しました。
疲れから、冒頭部分少しうつらうつらしてしまった(スイマセン!)が
眠気が覚めてからは引き込まれた。
形式としては去年観た「太鼓たたいて笛ふいて」と同じピアノ演奏の音楽劇。
ストーリーとしては
民本主義を提唱した政治学者の吉野作造とその弟で大臣にもなった官僚吉野信次のお話。
劇中に「憲法」とか「天皇」とか難しい話も出てくるが、
ドタバタ喜劇っぽいところもあり、それに歌があるから、そこまで話が重くならない。
大正・昭和が舞台の作品だが今の時代に通じる箇所も多く、考えさせられる。
辻萬長さんと大鷹明良さんの兄弟げんかは見事!
それに宝塚出身の剣幸さんは
やっぱり声の伸びや踊りの時の動きが全然違う!華がある。
残念だったのが、
席が右のブロックの端の方だったのでピアノ演奏がまったく見えなかった。
カーテンコールまでピアノの存在に気づかず、今回は生演奏じゃなくてテープなのか
と思って観てた。
「太鼓~」みたいに最前列の真ん中にピアノがあれば良かったのに。