MAKOTO 公演情報 MAKOTO」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
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  • 満足度★★★

    家族愛系の1つのバリエーション
    おカマバーを舞台に性同一性障害もからめており、今まで想像だにしなかった家族の理解を得ることができないおカマちゃんたちの気持ち・悩みに改めて気付かされ、その道に進もうと決めた青年に自分と同じ後悔をさせないよう気遣うママや先輩たちの姿勢に感動。
    特に終盤でホステスの1人が青年の父にくってかかるところからママの長台詞までは涙なしには観られない名場面。
    考えてみるとかなりの変化球ではあれ、家族愛系の1つのバリエーションだったりもするワケで、感動するのもほぼ当然?
    また、性同一性障害については理解しているつもりとはいえ、現実問題となったらやはり青年の父親のようなリアクションになってしまうだろうなぁ、などとも考えさせられる。

  • 満足度★★★★★

    鼻ズーズー!やっぱりおもしろかった!
    この作品は「99年に初演、03年に改訂版」そして今回が、再々改訂版という、スパコンでも大人気の作品です。笑い、涙、そして最後にダンスと、観劇する者には大満足のないようになってます。テーマは性同一性障害。最近ではテレビで活躍中の「はるな愛」を通して、一般でも認識されてきましたが、実際に自分の家族が性同一性障害だったら、はたしてその現実を受け入れられるだろうか? というのがテーマなのですが、舞台設定がニューハーフバーということもあってか、全編ドタバタ風。さすがに後半になるにつれて考えさせられるシーンが展開しますが、化け物キャラが多いせいか、コメディーを観ている感じさえします。演劇初心者でも大満足請け合いの作品です。私的にはキャストが数人増えたせいからか、前2作よりもお笑い要素が増していたと思います。ただ、前2作よりキレイどころのキャラが少ないのがチョイ残念でした。

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