芝居屋風雷紡 第十四回公演
芝居屋風雷紡 第十四回公演
実演鑑賞
「劇」小劇場(東京都)
2020/08/12 (水) ~ 2020/08/16 (日) 公演終了
上演時間: 約2時間0分(休憩なし)を予定
公式サイト:
https://sekaiseihukunotabi.wixsite.com/huuraibou
期間 | 2020/08/12 (水) ~ 2020/08/16 (日) |
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劇場 | 「劇」小劇場 |
出演 | 祥野獣一(芝居屋風雷紡)、吉水恭子(芝居屋風雷紡)、吉水雪乃(芝居屋風雷紡)、山村鉄平(芝居屋風雷紡)、高橋亮次、若松絵里、増田さくら(舞台処ヘリコニア)、竹馬(舞台処ヘリコニア) |
脚本 | 吉水恭子(芝居屋風雷紡) |
演出 | 古川貴義(箱庭円舞曲) |
料金(1枚あたり) |
2,000円 ~ 3,800円 【発売日】 一般前売・・・3800円 当日・・・・・・・4500円 学生(大学生/高校生)・・・2000円 (要予約・要学生証提示) |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | 8月12日(水) 19:00 13日(木) 14:00/19:00 14日(金) 14:00/19:00 15日(土) 14:00/19:00 16日(日) 14:00 |
説明 | いつも芝居屋風雷紡を応援していただきありがとうございます。私たちは今夏の公演に向け準備してきましたが、昨今の現状を鑑みお客様の安全を第一に考え、公演を延期することを決断致しました。来夏の公演再開に向けて益々精進していきますので、今後の芝居屋風雷紡も何卒、よろしくお願い致します。 芝居屋風雷紡を応援してくださる全ての皆様へ。 私たちはこの夏8月12日から下北沢劇小劇場で予定しておりました『赤き方舟』の公演の一年間の延期を決定いたしました。 「夏といえば風雷紡!」 そんな風にお盆の帰省と一緒に、夏の風物詩に数えていただいているお客様もいらっしゃるように、私たち芝居屋風雷紡は2007年から毎年お盆の時期に公演をしてまいりました。 芝居屋風雷紡の主な構成メンバーが家族だからか、はたまた雪乃がいるからか。 毎年雪乃の成長を楽しみに劇場に来てくださるお客様もたくさんいらっしゃって、私たちメンバーはそれをとても嬉しく思っておりました。 そして、今年はそんな雪乃の10代最後となる公演でもありました。 お客様、スタッフ、役者、そして劇場に足を運ぶことはできなくても私たちを応援してくださる皆様は、私にとって家族同然、いや、最早家族です。 しばらく前から、演劇人として、自分はなにがしたいのかという論議が巻き起こっていますよね。 私もこの期間何度も自分に問いかけました。 何度も何度も問いかけました。 そして行きあたったのは 私はお客様やスタッフさんや共演者のみんなに力を借りて舞台に立つのが、私の物語が、役者陣、スタッフ、劇場、お客様、皆さんの力を借りて立体化するのが、好きなんだなということです。 自分で作るだけでは物足りない、みんなの力を借りて作り上げるのが好きなのです。 芝居屋風雷紡という名前は、いろんな方の力との化学変化で作品を作りたいという私たちの願いを乗せて生まれたものでした。 で、あるとするならば、いまこのコロナ下、お客様やスタッフ、座組みのみんなの安全と、自分の作品の上演を秤に乗せたとしたら。 私には公演の延期という決断しか残されていませんでした。 稽古場制作という仕事をここ数年やっています。商業の現場で、主にキャストスタッフの健康管理や衛生管理、稽古進捗のサポートをするのが仕事です。何度かインフルエンザのパンデミックを阻止した実績があると自負しています。その私でも、今は稽古場の、劇場の感染リスクを0にできるかと言われたら何と答えるだろう。 何度も何度もシミュレーションしました。恐れすぎていると友人に責められたこともありました。それでもやっぱり私はお客様スタッフの感染リスクを考えずにいられませんでした。これは私の力不足、情報不足なのだろうと思っています。そしてそれにはまだこの未知のウイルスを克服するための時間が必要なのだろうと。今はとても悔しくて悲しい。それでも私はそのためにも一年間をかけようと思ったのです。 必ず一年後、今度はコロナを完璧に御して安心安全な形で、この物語を皆様にご覧いただこうと、心に誓います。誓っています。 まだまだ劇場で、稽古場で闘っている多くの仲間がいます。 私はどの、どんな公演にもエールを送り、私たちのこの薄っぺらで貧弱な襷を渡したいと思います。 そして 来年こそは! 「夏といえば風雷紡!」と下北沢で、劇場で大声で凱旋の叫びをあげます! どうかどうか一年待っていてください。 最後に、私たちの決断を最後まで待っていてくださった本多グループ「劇」小劇場さんに、心からの感謝とリスペクトを。本当にありがとうございました。そして、来年こそよろしくお願いいたします。 世界を変えたいと思っていた 世界を変えられると、そのためにはなにを犠牲にしてもやり遂げなければならないと信じていた あの頃 銃の重みに震えた手を見つめながら 今 あの頃と変わらぬまま静かに腐っていく世界を見つめ 私たちは 何を思い何を感じるのだろうか 世界を変えたいと足掻いた あの頃の私たちに 1970年代から80年代にかけて、世界中を震え上がらせたテロ組織・日本赤軍。 彼らが掲げた理想は何だったのか。そして、なぜあの頃と変わらずに世界には戦争や貧困が存在し続けるのだろうか。 芝居屋風雷紡が終戦から75年の夏に贈る、一つの、微かなシュプレヒコール。 |
その他注意事項 | |
スタッフ | 照明 大塚之英(大塚組) 音響 岡田 悠 写真撮影 石澤知絵子 映像 川本啓(秘密結社K) 宣伝美術 芝居屋風雷紡 制作 芝居屋風雷紡 |
[情報提供] 2020/07/12 02:58 by 吉水恭子(芝居屋風雷紡)
[最終更新] 2020/07/17 11:48 by 吉水恭子(芝居屋風雷紡)
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絶望に塗れたこの世にも一条の光のように希望は降り注ぎ、地に在りてそれはフライドポテトと呼ばれた。そのもの金色の衣纏いて赤き方舟に乗り混濁の世に降り立つべし。其は救い主なり、新しき規範なり、遍く一切を正す秩序なり、てぃろりてぃろり。
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