満足度★★★★
初演とはまた別の味わい
07年4月の初演を観ていたので、入場するなりしわくちゃにした古紙に埋まった舞台が目に入って感歎。作品テーマを端的に示すと同時に、その古紙がいろんなものに見えるので複数の場所を表現できるワケ。
また、初演といえば結末がその時のダイナミックでいささかハードなものから静かに訴えかけるようなスタイルに変更されており、ちょうど X-QUEST の『エロドラマ』再演時(03年)のハードバージョン、ソフトバージョンのような感覚。
初演での照明による龍の表現や嵐の中の飛行シーンが見られなかったのは残念ではあれ、若干の切なさも伴う穏やかな幕切れはまた別の味わいがあり、これはこれでテーマを強く打ち出しているような気がする。
満足度★★★★★
スバラシイ
沖縄公演も観ましたが、細かい演出が違ってました。
沖縄では後ろの座席でしたが、今回は最前列に座ったため良い事が・・・
千秋楽はSOLD OUTみたいです。
これで龍宮城はまた長い眠りについてしまうのですね。
次に乙姫様に会えるのはいつ?
満足度★★★
狭い劇場を効果的に使った演出。
役者さんが、ものすごく近いです。
この作品は沖縄公演用に改訂されたストーリーで、環境破壊問題に重きを置いた内容になっていました。
例えて言うなら、いつものブギウギが民放で、今回のはNHK教育のドラマ。
でも、本当に教育現場で見せたら良いと思うんだけどね。