満足度★★★
「変り玉」スタイル
ホムペなどの情報から「出る」と知ってはいたものの、ちょっと変わった出方な上に「それ」らしからぬキャラだったりしてコメディ風味なのが新鮮。
さらにシュールな要素も加わり独特の味わいがあり、終盤ではトーンが変わって立ち回り(けっこう本格的)まであるという「変り玉」スタイルなのでちょっとしたおトク感まであり?
奇しくも8日前に観た空ゼの日替わりゲストであった柴田あゆみと保田圭が中心的な役どころだったことからも察せられるように、通常の公演とは若干異なるらしいけれど、これはこれでアリな感じ。
その柴田演ずるヒロイン(でいいのか?)の存在としおつかこうへい演ずるところの「もう1人の(または真の?)主人公」の記憶が何のメタファーであるかいろいろ解釈する余地があるのも上手い。