満足度★★
フレッシュさを感じました!
私の友人の女優「伊澤恵美子」さんが出演していた、コメディエンヌユニット 8キャラットの「女脳」「男脳」を観に行った。
映画での彼女の演技は、何度か拝見させて頂いているが、舞台での彼女の姿を見るのは、今回が初めて。
彼女がどんな演技をするのか、とても楽しみにザ・ポケットに足を運んだ。
「女脳」は、ある喫茶店を舞台に、女性5人が繰り広げるサスペンスコメディー。「男脳」は、久し振りにあった高校の同級生二人の、悩み相談のベースにした男性二人の会話劇だった。
脚本は、日本放送作家協会が主催している、第32回創作テレビドラマ大賞で、大賞を受賞した野条美由紀さんが担当しているだけあって、「女脳」「男脳」ともおもしろい作品だった。
伊澤さんは、「女脳」だけでなく「男脳」にも、出演していて、友人としてはうれしくなった。
8キャラットは、今回が三度目の公演という団体で、生き生きしていて、とてもフレッシュな印象だった。
「女脳」も「男脳」もとても見応えある作品になっていたと思う。
ただ、私が観た回が、いくつかトラブルがあった回だったらしく、出演者の演技が散漫に見えたところもあって、少し残念だった。
それと演出は、それぞれのキャラクターに、もっと積極的な方向性づくりを行っても良かったのかなと思ってみたりした。
潜在能力は感じたのだが、ちょっと消化不良な気分だった。
私の友人の伊澤さんは、とてもよく頑張っていた。前半ちょっと固いかなーというところもあったけど、全体的にとてものびのびした演技をしていて、観ていてとても楽しくなった。
是非私がプロデュースする公演にも出演して頂きたいなと思った。