ギジレン5さい
ギジレン5さい
実演鑑賞
王子小劇場(東京都)
2020/01/03 (金) ~ 2020/01/06 (月) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://guizillen.under.jp/5sai/index.html
期間 | 2020/01/03 (金) ~ 2020/01/06 (月) |
---|---|
劇場 | 王子小劇場 |
出演 | あおのゆきか、青柳糸、安部光希(ギャレエンタテインメント)、有村優太(MacGuffins)、池田みのる((蕪)るぶかん)、石井田拓己(劇団風情)、稲葉葉二、太田旭紀、窪田裕仁郎(Voyantroupe/しもっかれ!)、西連寺亜希((株)パワー・ライズ)、他 |
脚本 | |
演出 | |
料金(1枚あたり) |
3,000円 ~ 3,000円 【発売日】 3,000円 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | 1月3日(金) 19:00 1月4日(土) 14:00 / 19:00 1月5日(日) 14:00 / 19:00 1月6日(月) 14:00 |
説明 | 夜の土木工事はサーカスに似ている。 象のような重機を自在に操る男たち。 危険な足場を軽々渡る男たち。 煌煌と照らされた額の汗には土埃が浮いて黒くくすんでいる。 聞けば彼らの一人一人に夢があるという。 若い男が言った。「海が見たい」 中年の男が言った。「故郷に帰りたい」 老いた男が言った。 「あとは文字通り、心血を注いで掘ったこの穴に、わしらの血液を流し込むだけ。それで工事はおしまい」 そう言ってすぐに老人は穴に飛び込んだ。 男たちは嬌声をあげながら老人のあとに続く。 真っ白なベールが翻って白鳥の群れが飛び立つようだ。 「ハッピーウェディング」「ハッピーバースデイ」 祝いの言葉を口々に、男たちはつぎつぎ死んでいく。 わたしは涙を奥歯で噛み殺して、彼らに大きく手を振った。 かつてこの穴に埋まっていた祖父が、小さく笑ったような気がした。 |
その他注意事項 | |
スタッフ |
象のような重機を自在に操る男たち。
危険な足場を軽々渡る男たち。
煌煌と照らされた額の汗には土埃が浮いて黒くくすんでいる。
聞けば彼らの一人一人に夢があるという。
若い男が言った。「海が見たい」
中年の男が言った。「故郷に帰りたい」
老いた男が...
もっと読む